はじめまして。
オーカーといいます。
僕は、子供の時からADHDの特性に振り回されてきました。
具体的には、時間の管理が出来ず毎回遅刻、不注意であちこちで転び絶えないケガ、集中力が続かず授業中にずっと立ち歩き、衝動的に頭に血が上り友人と度々のケンカ、など書き出すときりがないです。
そんな僕でも、学生時代は陸上競技で県で1番になり全国大会に出場、社会人になってからは営業職で常にトップ、と成果を出すことが出来ています。
成果を出すことが出来ているのは、僕が生活の中で2つの生存戦略を意識しているからです。
その2つは、こちらです。
①好きなことを武器にする
僕は小学生の頃、勉強が嫌いでした。
テスト前になると、「やらなくては」と思っているのですが、たったの数分ですら集中が出来ないのです。結果、テストでは10点以下だった記憶があります。当時、自信がなく、引っ込み思案でした。
僕が唯一できたのは、走ることです。
走っている瞬間は、先生や親に怒られたこと、学校で上手くいかないことを忘れられました。いつまでも走っていられました。
小学校高学年の運動会で1番になった時、「もしかして自分は足が早いかも」と思って、陸上クラブに入会しました。
数ヶ月、頑張って練習をしたら地元の小さな大会で1番になれました。
小学生の僕は「好きな陸上に懸けよう」と思って、勉強は諦めて、走ることにより集中するようになりました。
良い指導者にも巡り会えて、中学生の頃には県1位になり、そしてジュニアオリンピック(全国大会)にも出場できました。
また、仲の良い人間関係も部活内で築くことができて、「自分も捨てたもんじゃないな」と自信がつきました。
おかげさまで、高校入試は陸上の推薦で突破できたため、高校までは苦手な勉強をほとんどせずに学校生活を送ることが出来ました。
②セルフマネジメント
陸上によって高校生まで勉強を避けてきた僕の人生ですが、大学入試でとうとう勉強と向き合うことになりました。
僕が行きたかった大学は、センター試験で8割近くの点数を取る必要がありました。
受験勉強をしぶしぶ始めるも、18歳まで勉強から逃げてきたので、何から着手したら良いのかが分からないのです。とりあえず問題集を解きはじめても、数分で飽きて、漫画を読み始めてしまいます。
そこで、僕がやったことはセルフマネジメントを学ぶこと、つまり勉強よりも先に自分自身の管理方法を学びました。
地元の図書館に行って、目標の立て方、タイムマネジメント、タスク処理、モチベーション管理、マインドフルネスなど読めるだけ読みました。
本から得た知識を受験勉強にどんどん落とし込みました。
僕がやっていたことは、自分の理想の大学生像を描く、勉強前に5分間瞑想する、勉強スケジュールを逆算思考で組み立てる、脳科学に沿ってモチベーションを管理するなどです。
セルフマネジメントのおかげで勉強に集中ができるようになり、テストで赤点続きだったのが、センター試験で8割近く(200点満点の160点)まで点数が上がりました。
結果、行きたい大学に合格することができました。合格の報告したら、周りの人から驚かれたのがすっごく嬉しかったです。
また、社会人になってからも、セルフマネジメントの恩恵を受けています。
大学卒業後、リフォーム会社に入りました。
そこでは、営業、インテリアデザイン、現場監督までを一人で担当しました。
入社時に立てた目標は、「最短で年間契約件数1位」になることです。
上司の過去の実績を見て1年間で100件の契約を頂く必要があること分かったので、セルフマネジメントをして取り組みました。
具体的には、毎朝目標の進捗を確認する、お客様がリフォームしたくなるようなトークを準備する、事務作業をITツールで効率化する、などです。
また、ここでも自分の「好きなこと武器にする」を意識しました。
僕の趣味は、休みの日に家で本や映画にどっぷり浸かることです。
お客様との初対面時、リフォームの話はせずに、趣味の話をメインにして仲良くなることに集中しました。
その上で、お客様と好みが合う本やDVDの貸し借りをして、ついでにリフォーム契約を頂いてくるという独特のスタイルによって、多くの紹介とリピートを頂きました。
1年目にして目標を超える148件の契約を頂き、年間契約件数1位と年間リピート件数1位として全体会議で社長より表彰状をもらいました。
現在は、プログラミング学習のアドバイザーをしています。
これまでに700名以上のプログラミング学習者に対して、自分がこれまで身につけてきたセルフマネジメントの手法を活かしてサポートをしています。
21歳ニートの方が大手企業でエンジニアになった方や、50代の主婦の方でオリジナルサービスを開発した方など、お客様の新しいチャレンジに携われてワクワクしています。
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