上達を目的としない教室通いもアリだと思う
お教室を運営している講師の方々からしたら、いささか賛同しがたいタイトルかもしれないが、
私は自身の経験値や自己肯定感を上げる手段の一つとしてお教室通いを活用している。
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先日、久々にお料理教室に通った。
ここに通うのは年に3〜4回のみ。
そんな頻度なので、当然上達した実感は得難いのだが(家に帰ってから復習する方はこの限りではないと思うが)、
それでも「また通いたい」と思うのは、上達以外の貴重な経験をしているという満足感があるからだ。
私が通う教室は完全マンツーマンのレッスンなのだが、季節ごとのメニューがどれも「作ってみたい!」と思わせてくれるものばかりで、テーマパークのアトラクションに近いワクワク感がある。
また、野菜をしっかり使ったレシピが多いので、普段の野菜不足を補うといった観点でも非常にありがたい。
旬の野菜を、初めての味付け、調理法で仕上げた料理の味わいは、毎度感動ものである。
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今回はクリスマスが近かったことから、ローストビーフをメインとしたレシピだった。
The・王道!!だが、一度も作ったことがないので、美味しくできるか不安も感じていた。
しかし、教室でレッスンが始まると、調理過程のいい匂いや肉の弾力に魅了され、そんな不安はどこかへ消え去った。
レッスンが始まる前は、「ローストビーフってどうやって作るの??」と、頭にはてなしか浮かんでいなかった自分が、
1時間後にはローストビーフを完璧に仕上げていた。
もちろん先生の適切な指示やアドバイスがあってのことだが、毎度驚きである。
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1時間前にはやったこともなかったことが、1時間後にはできている、完成している。
この体験は、私の自己肯定感を爆上げするのに非常に役立っているのだ。
もちろん、教室に通わずに1人でレシピに向き合って作り上げる方法もあるだろう。
しかし、「1時間後に間違いなく完成している」という安心感や成功体験は、「お教室通い」ならではのメリットだし、
不安や失敗のストレスを完全に手放せるので、「調理する」という作業に没頭できる。
確実に成功体験を得る、という意味では、「お教室通い」は非常に効率的でコスパが良いと思うのだ。
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成功体験を得る過程に、手抜きがあったっていいと思う。
その道のプロの力を借りて、最短ルートで成功を掴めるのだから。
私のように、上達を目的とせず、経験値と自己肯定感を上げるために「お教室通い」をするのは非常におすすめだ。
ただ、教室によっては、そのような活用方法を嫌がられる場合もあるかもしれないので、先生とよく相談の上、通ってみてほしいと思う。
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