「わずか30分の知能頂上決戦」ボードゲームUNOZERO公式戦 が目指す未来
ボードゲームUNOZEROはオセロ並の短時間で将棋並にやり応えがあることが特徴です。オセロや将棋とは異なる新しいマインドスポーツとして10年かけて普及を目指しています。
ボードゲームに関する書籍はほとんどなく、情報が非常に少ないです。ボードゲームに関するnote記事に出会わなければ製作されることすらなく、note発のマインドスポーツと言っても過言ではありません。これからも普及のためにnoteで発信させて頂きます。
UNOZERO公式戦とその方針
普及戦略の柱として、ボードゲームUNOZEROの公式戦を知的格闘技と定義した戦略を今年から実行し、中長期的に成長させていく方針です。
将棋、チェス、囲碁、オセロのように協会、連盟を作らず、知名度向上の恩恵をプレイヤーにダイレクトに還元していきます。様々なプロスポーツの中でこのスタイルをとっているのがボクシング等の格闘技であり、興行としての成功をより重視しているスポーツとなります。
格闘技が興行を重視する理由
私の独自調査の結果「本気でたくさん試合をするとプレイヤーが壊れてしまう」ことが理由だと考えています。例えば、ボクシングのチャンピオンを決める際にサッカーのようなリーグ戦を取り入れれば選手は確実に再起不能になってしまいます。それだけ過酷なスポーツであるため、トッププロは年間に数試合しか出来ません。その数試合で関係者に収入をもたらす必要があるため、少ない試合の興行としての成功を最重要視するのは当然とも言えます。たった数試合しか出来ないのに、協会や連盟の高額な維持コストを要求してきたら関係者は怒りますよね。
オセロ公式戦との対比
UNOZERO公式戦の方向性として、オセロの公式戦との対比が最もわかりやすく、真逆の戦略となります。
誰もが参加できるオセロの公式戦はその管理のためのシステムがあり、さらに会場費、運営スタッフ費といった公式戦を維持するために相応のコストがかかっており、プレイヤーからも参加費を徴収しています。一方、優勝賞金はオセロ世界選手権への渡航費のみであり、資金使徒と上限が決められています。プレイヤー自身が楽しむアマチュアの大会に特化していると言えます。
UNOZEROの公式戦は将来的に最大8名の1dayトーナメントを予定しています。募集時の自己PRで強そう、見てみたい、と思われる方を委員会で選考することで、会場費含め最小のコストで実行し、参加費は徴収しません。一方、note、youtubeで配信することによるスポンサー収入はその小さいコストを差し引いてプレイヤーへの賞金に充てていきますので、賞金の資金使徒や上限はありません。視聴者を増やす仕掛けとして、ベスト4に残った方に翌年度のシード権を与える、募集時の自己PRをnoteでの告知に利用させて頂くことを考えています。「スポンサーを集める→賞金を出す→優秀なプレイヤーを集める→視聴者を増やす→スポンサーを集める…」という循環を作ることで視聴を楽しむ興行としての成長を重要視しています。優秀なプレイヤー、知的好奇心の高い視聴者、そういった方々にアプローチしたいスポンサーを募り、成長、発展を図りたいと思います。
イメージは立ち技最強を決めるK-1
UNOZERO公式戦は立ち技最強を決めるK-1にイメージが近いと考えています。参加資格は18歳以上のみであり、さらにオセロ、将棋等のアブストラクトゲーム公式戦としては初のアイテム持ち込み可能です。もちろん、人工知能(AI)を持ち込んで頂いても全く問題ありません。将棋、オセロ、囲碁、チェスといった有名アブストラクトゲームにルーツを持つ方、ソフトウェア、AI開発にルーツを持つ方、数学やパズルにルーツを持つ方、どんなルーツを持つ方でも大歓迎です。シンプルに地球上における最高の知能を決める大会にしていきたいと思います。
UNOZERO公式戦の発展により真に目指すもの
力ずくで最善手を探索する人工知能(AI)を超える、持ち時間という要素すら克服する第三の知能の模索です。最善手の探索をより重視している将棋では、人が過去に積み上げた棋譜を徹底的に学習した人工知能(AI)が人を上回りました。しかし、時間という要素をより重視しているUNOZEROにおいて、"一瞬のひらめきを生む"人の脳に人工知能(AI)は勝てないと考えています。人の知能、もしくは人の知能を適宜適切にサポートするアイテムと人の知能のハイブリッドが第三の知能になり得るのではないかと予測していますがどうでしょうか?
人の過去から学び、過去の尺度からより正しい選択をすることを主とする人工知能(AI)には限界があり、真のクリエイティビティを求めるような過度な期待をするべきではないと考えています。過去に経験のない課題を抱える地球の未来のために、限りある時間の中で真のクリエイティビティを発揮する「第三の知能」を模索していくことがUNOZERO公式戦の真の目的となります。
最後に
note発新マインドスポーツUNOZERO公式戦「わずか30分の知能頂上決戦 UNOZERO.1」を開催し、結果をnoteにて発信していきます。来年以降も毎年開催し、時間をかけてしっかりブランディングして参りますので、引続きよろしくお願いします。