ボードゲームUNOZERO(ウノゼロ)の勝ち方⑬ 〜勝つために必要な矢印をいつ置くのか〜
これまで⑫の記事を書き、勝つためには事前にオフ・ザ・ボールの矢印を置くことや2ラインの構築をすることが重要であり、特定の盤面に持ち込むことで確実にゴールが可能と書いてきました。
しかし、相手の出方次第でディフェンス対応を含め柔軟に対応していく必要がある中で、悠長にゴールに必要な矢印をいくつも事前に置いて準備することはできるのかという疑問が湧きます。
結論から言うと私自身も解明できていません。経験上、「相手の手に柔軟に対応しながら、自分に必要な矢印をデザインしていく」ことを意識しています。
プレイするとわかりますが、何とか相手の隙を見つけて攻撃を仕掛けたとしてもファーストアタックでゴールが決まることは相手に余程のミスがない限りありません。即ち、セカンドアタック、サードアタックにおいて過去の攻撃で利用した矢印を的確に活かすことでゴールが可能になります。言い方を変えると1回目、2回目の攻撃で利用した矢印を2回目、3回目の攻撃時にはオフ・ザ・ボール、2ライン構築といった戦法のための事前に準備した矢印として戦術に活かしていきます。
後々どのような攻撃を展開するかをイメージしつつ、複数回の攻撃を仕掛け続け、ゴールするためのより有効なラインを形成し続けていくことで確実にゴールが可能な盤面に持ち込むことが可能になります。経験者同士がプレイする場合、双方が同じことを考えていますので、終盤は一手のミス次第でどちらのゴールにもつながるような緊張感がある状態となります。
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