非常識読書~堀之内九一郎さん:野良犬の成功法則~
前にも書いたよね?成功者より失敗者に学べ。
しんちゃん、けいちゃん元気かな。さあ、これ↑↑を踏まえて非常識な読書ご紹介します。
この本の著者の堀之内九一郎さんは社長さんです。マネーの虎っていう昔やっていた番組に出演されていた当時成功者と言われていた社長さんです。残念ながら堀之内九一郎さんがやっていた会社は倒産したようです。なんで倒産してしまったのか、堀之内さんがうまく行っていた時に書かれた本を基に考えてみます。
堀之内さんが絶頂期だった時(2004年)に1300円の本(当時ベストセラー)でしたが2020年にBOOKOFFでタンタンが見つけた時は300円でした。まあこんなものです。
タンタンはマネーの虎って番組は大好きだったの。いろいろな社長さんが出てくるんだけど中でも堀之内九一郎さんはいい事を言って一目置いていた社長さんなんだ。堀之内さんの会社が倒産したって聞いた時は残念な気持ちになったよ。
さあ、本題です。ここはまずいなと思ったところを列挙するね
①「野良犬の成功法則」
②必要でない金を借りる
③ステージステージでほしいものはとことん手に入れる
④払った犠牲は何倍もの利益になって返ってくる
⑤自分自身の真の欲求を達成することがまず第一
①まず、題名がよくない。堀之内さんは元ホームレスで自分の事を野良犬と言っています。野良犬だから○○するんだ。とか・・・ いくら元野良犬だったのかもしれないけど自分の事を野良犬だなんて言っちゃだめだよ。自分をさげすんではやっぱりいけない。自分を好きになれとは言わないが自分で自分を責めてはいけないし、さげすんではいけない。
②お金はあるのに(困っていないのに)お金を借りるんだって。なんでかって言うとちゃんとお金を返すとこいつ信用できるやつだと言う信用を得られる。からだそうです。これはかなりまずいです。相手はそんなことを思ってくれません。表向きはしっかりしていそうでも内情は火の車なんだって思われるのが落ちです。なにも、必要がないのに信用を得るためにわざわざお金を借りる必要はありません。信用ってそうやって得るものではありません。
③人間って段階段階を踏んでステップアップしていきます。食うに困るようなときはご飯を食べるために一生懸命働く。余裕が出てきたら好きな服を買う。さらに余裕が出てきたら家を買う。とか、こんな感じでステップアップしていくの。堀之内さんはこのステップの一つ一つで100%の満足を得てから次のステップに進みなさいって書いてあるの。「とことんその段階の欲求を満たさないかぎりステップが上がって高度な自己実現をを目標とするときに、ふとした拍子に初期の欲求の段階に戻ってしまう。」って書いてある。いやいや、そんな事ないから。欲求なんて100%満たされることないしね。欲求なんて程度問題(腹八分)で押さえておいたほうがいいよ。時間が解決することもある。100%の欲求を満たそうとしたらたぶんすべてが壊れる。たんたんは腹八分で欲求を押さえて今まで特に問題ないしね。
④成功を得るためには大きな犠牲を払うべきと書かれれています。これも程度問題だよ。犠牲を払うのは大事だけど払うだけ払って戻ってこないことも多いからね。どうせなら犠牲はできる限り払わずに成功を得る方法を絞り出したほうがいい。なんだかんだで絶妙な解決策ってあるものだよ。
⑤会社の面接で社会貢献がしたいって言う人より、自分のためにお金を稼ぎたいって言う人のほうが信用できる。って書いてあります。これも微妙、タンタンは社会貢献をできる限りしてその結果として自分に多くお金が戻ってきている人間なので、まず自分のためにって言う人を信用できるかと言うとそうではない。他人のためにか自分のためにかは程度問題だね。
具体的にまずいなここと思ったところは上記の通り。ただ、この本自体は無茶苦茶いい本で95%位は正しい事を言っている。本当にいい本だと思う。だけど①~⑤が気になった所。①~⑤を避けていればとりあえず失敗からははなれられる可能性が上がると思います。
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