Okamoto Meisai

ピンホールカメラやカメラ・オブスキュラで作品制作 gallery Eを運営しています。

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最近の記事

岡本明才の「高知とアート」

新宿眼科画廊新聞に2017年3月から 2年ぐらい連載した文章です。(ちょい変更しています) 自己紹介 新宿画廊新聞がリニューアルするとのことで、新たにテーマを代えて「高知とアート」と題し地方のアートシーンの現状をつらつらと書いていこうと思っています。 今回初めて私の文章を読む方は「あなたは誰?」なんって思われるので、自己紹介〜 生まれて初めて描いた絵は「おっぱい」です。小学生の時は50音がなかなか理解できない子供でしたが、図画工作の成績はダントツな落ち着きのない子供。

    • 沢マンギャラリーの思い出 文章苦手編

      文章書くのはむずかしい 新宿眼科画廊新聞に2017年3月から 2年ぐらい連載した文章です。(ちょい変更しています) 私は本を読むことが小さい頃から苦手で挿絵ばかりを眺めていました。大人になってから多少は本を読むようになったけど、文章を書くことが苦手でブログを始めても続かずフェイスブックの投稿は手短に書くぐらいの自分でしたが、新宿眼科画廊の田中さんから新聞作るので何か書いてほしいと言われ、文章の練習と思い始めたものの、意外と大変で田中さんから毎月の締め切り催促で、勢いで仕上

      • 沢マンギャラリーの思い出 東京憧れ編

        「高知アートシーン。東京を憧れるけど、何に憧れているのかわからない…」の巻 新宿眼科画廊新聞に2017年3月から 2年ぐらい連載した文章です。(ちょい変更しています) 新宿眼科画廊新聞を読まれている方は東京人のはず。皆さん東京の人々は地方って感覚無いですよね。高知の人たちから言わせたら「東京は地方モンの集まりじゃ」と僻みますが、やはり東京は憧れの地であります。 高知の作家たちもいつかは東京で個展をしたい(ほとんどの高知在住作家は東京のギャラリーを知りません)とぼやきます

        • 沢マンギャラリーの思い出 地域活性化

          今回のテーマは地方活性化 新宿眼科画廊新聞に2017年3月から 2年ぐらい連載した文章です。(ちょい変更しています) 「地域活性化」最近高知のアート界隈では良く聞く話ですが、全国的にはブームは過ぎたでしょうか? 「沢マンギャラリーは地域活性化を目指してますよね?」などと質問を受ける時がありました。しかし自分は地域おこしが大大大っ嫌いなのですよ。なぜなら 全国でも最下位クラスの経済レベルの高知県です。県外からあやかしい(土佐弁)奴らが「ぼくらが地域おこしまっすよ」とドシド

          沢マンギャラリーの思い出 トラブル編

          人が集まると何が起こるか? 新宿眼科画廊新聞に2017年3月から 2年ぐらい連載した文章です。(ちょい変更しています) それは、トラブル!全く違う価値観の人達が集まるわけですから、意見の対立から男女のほにゃららなど(ここでは書けないです)色々あるわけですが、沢マンギャラリーの基本的理念でもある「みんな平等」が諸々のトラブルの源泉になる場合が多いです。 沢マンギャラリーは自主ギャラリーなので、年ごとに集まったメンバーの会費で運営します。約100万円の予算をどのように使うかメ

          沢マンギャラリーの思い出 トラブル編

          沢マンギャラリーの思い出 おかね編

          ギャラリーとお金 新宿眼科画廊新聞に2017年3月から 2年ぐらい連載した文章です。(ちょい変更しています) アートってお金かかるしビックリするほど儲けることが出来ません。高知の老舗ギャラリーなど作品が売れなければ心優しいオーナーが買い取ってくれます。そんなほのぼの風景があるから、ギャラリー経営がうまくいかないのでしょう!お金持ちにしか出来ません! 沢田マンションギャラリーは自主運営なので、販売手数料は貰わずに、みんなの年会費で運営していました。作品をバンバン売る作家もい

          沢マンギャラリーの思い出 おかね編

          沢マンギャラリーの思い出 表現の自由編 

          表現の自由 卑猥前編     新宿眼科画廊新聞に2017年3月から2年ぐらい連載した文章です。 沢マンギャラリーは自主ギャラリーとして7年間活動してきましたが、地方の高知県では説明しても(自分の説明が下手なのか)ギャラリーに対する先入観から自主ギャラリーが理解されない事が多いです。 簡単に自主ギャラリーとは何か?と言いましたら、自分たちでギャラリーを運営する。そのままやんってツッコミが入りそうですが、意外とこれが難しい。まず責任が発生します。家賃払えなくなったら誰が払うん。

          沢マンギャラリーの思い出 表現の自由編 

          沢マンギャラリーの思い出 はじまり編

          新宿眼科画廊新聞に2017年3月から2年ぐらい連載文章です。 ご挨拶 沢田マンションギャラリーの岡本です。 高知の変わったマンションにギャラリーを立ち上げて7年目、今年の12月にはギャラリーを閉じることになりました。そんな7年間をつらつらと語っていこうと思っています。 沢田マンション(沢マン)ご存じない方もおられると思います。高知ではかなり評判が悪く、違法建築の親玉!TVに沢マンが流れた日には高知市民の方々から市役所に沢山のクレームの電話が鳴り響きます。なにが違法といいますと

          沢マンギャラリーの思い出 はじまり編

          建築業のDXは無理なのか

          建築現場の朝礼は現場進捗の確認業務が必要で 業者は必ず朝礼に参加しなければいけない、 そのため、昼から作業に入りたい業者も朝礼に参加が必要で 朝礼参加が業者の負担になっていた。 とある建設会社DX担当者が画期的改善を思いつきます。 朝礼での伝達事項を動画収録し参加できなかった業者が閲覧できるようにする。 これには業者が非常に便利になったと大喜びするが、 朝礼をおこなう現場監督から猛反発を受ける。 理由は動画をアップすることがめんどくさい。 自分のめんどくさいが、相手に対

          建築業のDXは無理なのか