洋服レンタルサービス「AnotherADdress」を3ヶ月使って感じた良い点と良くない点。
4月の頭にはじめた 洋服のレンタルサービス「AnotherADdress」。
今月、3ターン目を迎えた。
ちなみに「AnotherADdress」とは・・・
AnotherADdressは、国内外の洗練されたブランドの中から自由に選べるサブスクリプション型(定額制)のファッションサービスです。月額11,880円(税込)で、お好きなアイテム3着を1ヶ月間レンタルできます。
(引用元:大丸松坂屋百貨店HP)
というサービス。
4月に最初の3着が届き、5月、そして今月3回目のレンタル。
今日、今月分の服が届いた。
最初の3着が届いた時の話や、今まで使ったことのある洋服レンタルサービスの話などはこちらの記事をどうぞ。
↓↓↓
ということで、3ヶ月目を迎えて思う「借りて良かった点」「悪かった点」を書いておこうと思う。
気になっている方の参考になったら嬉しいです。
・良い点1:ブランドの服が借りられる
なんと言っても「ちゃんとしたブランドの服が借りられる」というところ。
たとえば「Theory」「ICB」「TOCCA」「See By Chloé」「FRAY I.D」などなど。
私はそんなに洋服に詳しくないので、知らないブランドも多いけど、良いお値段のものが多いから、きっとどれも良いものなんだろうと思う。
たとえば私が今まで借りた服だと、46,000円のブラウスとか93,000円のワンピースとか。普通に売ってても絶対買わない。
そういう「普段だったらなかなか着ない服」を着られるっていうのが、個人的に一番良いと思う点。
やっぱり良い服は良いんだよね。
ちょっとテンションが上がる。それが嬉しい。
・良い点2:クリーニングの必要がない
夏物は特に汗染みとか気になるし、マメに洗濯したり、良いものだとクリーニングに出さなきゃ…ってなるけど、その必要がない。
1ヶ月間着倒して、そのまま返却すればいい。
だからって汚していいって訳じゃないけど、気分的にめっちゃラク。
・良い点3:冒険ができる
レンタルだからこそ、普段着ないような服も試すことができる。
「ちょっと派手かな〜」「こういう色って普段着ないな〜」てな服も手を出すことができる。
あと、柄物の服(特にワンピース)って、同じ人が集まる場に何度も着ていけなかったりするから、レンタルって便利だなと個人的にすごく思う。
・良い点4:気に入ったら購入もしくは延長できる
レンタルして着てみて「この服めっちゃ気に入った!」ってなったら、定価の10%オフで買い取ることができる。
買うほどでもないけど、「シーズン中、この服着たい!」と思ったら、1ヶ月単位で延長して借りることができる。
今のところ期間無期限らしいので、借りたいだけ借りられるらしい。
今の時期じゃないけど、冬のコートとかいいんじゃないだろうか。
・良い点5:服の断捨離が減った
今までZOZOTOWNやユニクロ・GUで、安価な服をまとめ買うタイプだったのだけど、月に3着新しい服があるおかげで、服を買うことがほぼなくなった。
とはいえ、今までも毎月12,000円分の服を買っていたかと言われるとそうでもない気がするので、コスパ的には変わらないかもしれない。
でも、買ったもののワンシーズンで捨てるってことがなくなるのなら、環境的には良いのではないかと思う。
さて。ここまでが個人的に良いと思うところ。
ここからは逆に悪いところ。
・悪い点1:とにかくサイトが使いづらい
これが本当に一番どうにかして欲しいところ。
とにかくサイトが使いづらい。
たとえば、レンタルしたい服を探すとき。
ブランドから探したり、使用場面(WEEKENDとかPARTYとかESSENTIALとか。ESSENTIALってなんやねん)から探せるんだけど、1ページに表示される服が20着。少ない。
ちなみに、6月14日現在、1075種類の服がある。
1ページ20着。全部見るのに54ページ。途方もない。
しかもページ表示にものすごく時間がかかる。
5Gだったらいいのかもしれないけど、4Gや我が家のWifiではちょっとタイムラグがあって、しんどい。
1ページに表示される服の枚数を自分で選べたらいいのに、と思う。
次に、洋服のページ。
ここで服の情報を色々見て、借りたいと思ったら、サイズを選んで→バッグに追加、というのが流れ。(在庫があればね)
「アイテム詳細」に素材とか定価、透け感とか裏地の有無、サイズガイドに詳しいサイズが記載されてる。
まずひとつ言いたいのは、ここでブランドネームをタッチしたら、ブランドの服を見にいけたら便利なのに。ということ。
ブランド名横の「i」をタッチすると、ブランドの情報(ポリシーとか公式HPとか)がポップアップで出てくるんだけど、正直「今それいらないっすわ」って思う。
それより「この服かわいいなあ。このブランド知らないけど、他にはどんな服があるんだろう」って見に行ける方がありがたい。
トップページに戻って「ブランド検索」すればいいけど、面倒やん。
そういうちょっとしたとこが不便。
それともう一つ、関連スナップ。
服によってはスタッフさんの着用写真が載ってるんだけど、なぜかタッチで拡大できない。
スマホならピンチアウト(指で広げて拡大するやつ)すればいいんだけど、ZOZOTOWNみたいにタッチで大きくなったら見やすくて楽なのにね。って思う。
でも、最初に比べたら少しずつ使いやすくなってるから、今後に期待。
・悪い点2:コーディーネート例がダサい
1着につき、2つぐらいのコーディネート例が載ってるんだけど、まあまあ驚くほどダサい。
一番下のなんて、部屋着のズボン脱ぎ忘れて着ちゃったのかと思う仕上がりである。モデルさんはこれで納得したのだろうか。
は!もしかしてこれが最先端のオシャレなのか。
私には理解ができないので、「これいいな」と思ったら、ブランドのオンラインショップへコーディネートを見に行ったりしてる。
面倒だけど、雰囲気を見るためには仕方ない。
・悪い点3:気に入らなければ交換できる。けど…
届いた3着のうち1着までは「交換申請」ができる。要は返品だ。
届いたアイテムがイメージと違う、サイズが合わないなどの理由でレンタルしたアイテムを着用しない場合(略)その分の「レンタルチケット」をお戻しするサービスです。
交換申請されたアイテムは、1ヶ月お手元で保管いただき、一緒にご注文された他のアイテムとまとめて返却期限内にご返却ください。
倉庫にアイテムが届き、検品完了次第、1着分のレンタルチケットをご返却します。
(引用元:AnotherADdressHPより)
私も先月届いた分で、全然似合わない服があったため「交換申請」をした。
これはすごくいいサービスだなって思ったんだけど、問題は上の文章の後半部分、「倉庫にアイテムが届き、検品完了次第、1着分のレンタルチケットをご返却します」だ。
つまり、他のレンタル服と一緒に返却するまで返品扱いとならない。だから、翌月まで代わりのものは借りられない、ということ。
先にそれだけ返せばいいかもだけど、送料は自己負担。うーん、悩ましい。
結局私は1ヶ月保管して返したので、今月4着レンタルすることになった。
実は先月で一度休会しようかなって迷ったんだけど、この1枚のチケットがもったいなくてもう1ヶ月借りることにした。
あと1ヶ月楽しんでみようと思う。
・悪い点4:在庫が少ない
休会しようと思った一番の理由がこれ。
借りたい服がない。
新着の案内が来たらチェックして、いいなと思ったら「お気に入り」に入れておいて、いざ借りるときはそこから探すようにしているんだけど、だいたい半分ぐらいしか在庫がない。
その在庫の半分は長袖でシーズン外れの服だから、借りたいと思えるものが本当に少なくて悩む。
このままいったら、来月は休会かな…って迷ってる。
再開するかは分からないけども。
・ ・ ・ ・ ・
以上、3ターンしてみた私の「AnotherADdress」体験記でした。
お洋服自体は良いものなので、着ていて気持ち良いしすごく良い。
もうちょっとサイトが使いやすくて在庫が豊富だと、本当にいいのになあと思う。
そういえば、友達が「私もはじめたいけど全然案内が来ない」っていうので調べたら、現在登録しても実際にレンタルできるのは来年の1月か2月らしい。マジかよ。大人気かよ。