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パリ最大の蚤の市や日本人シェフのレストランなど、3日目に巡った場所をさくっとご紹介。【パリ旅日記9】
パリ3日目は朝から冷たい雨。
そんな雨にも負けずうろうろしたので、巡った場所をさくさくとご紹介です。
どなたかの参考になりましたら、とても嬉しいです。
1、雑貨屋さん「Merci」
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赤い車が目印の雑貨屋さん「Merci(メルシー)」。
2階建ての店舗の中には、ファッション雑貨やインテリア雑貨、文房具など、おしゃれなものがいっぱい!
見てるだけでも楽しいお店。
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結構賑わっていました。
地元の方なのかな。観光客なのかな。
ただ…全体的にちょっとお高め。
円安だからなお一層お高い。
たとえば「おいしいラーメン」と書かれた謎のノート。
これが23ユーロ。
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日本円にすると、なんと3,887円(1ユーロ=169円計算)!
いくらハードカバーのノートとはいえ高い。高すぎる。
書籍でもそんなお値段しないよ!
リネン類も良さそうものがたくさんあったし、トートバッグもかわいかったし、色々手に取ってみたけど購入には至りませんでした。
円安の今、換算したら何も買えなくなるよね。
換算するたびに「高い…」って声出ちゃうもんね…。
もう少し富豪になったら、色々買いに行ってみたいと思います。
がんばれわたし。
2、クリニャンクール蚤の市
クリニャンクール蚤の市は、3大蚤の市(ヴァンブ・モントルイユ・クリニャンクール)の中でも、最大の規模を誇る巨大な蚤の市。
前日に行った「ヴァンブ蚤の市」は歩道に露天が並んでたけど、ここはちゃんとしたお店が並んでいました。
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そのせいか、ヴァンブよりも質の良いものがありそうな感じ。
「クリニャンクール」の中にも、たくさんの市があるのですが、私たちが行ったのは「Vernaison」。
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ここは、アンティーク系のものが多い市場だそう。
家具やランプに絵画、昔の新聞や額縁になぜか日本の兜まで!
見てるだけでも楽しい市場でした。
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ただ、クリニャンクールの駅(Porte de Clignancourt駅)からこのVernaisonまでは、ちょっと治安が良くない感じで怖かったです。
(偽物のブランド品とか売るお店が延々と立ち並んでいて、売り子さんがうじゃうじゃいました)
荷物を前に抱えて、脇目も振らず早歩きで駆け抜けました。
行かれる方はお気をつけて。
3、カフェ「La REcyclerie」
クリニャンクールの蚤の市を散策した後、ランチをしようと駅前にある「La Recyclerie」というカフェへ。
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こちらはリサイクル品を使っていたり、古着なども売っている、いわゆるSDGs的なお店。
「最近こういうお店が若者に流行っている」とは聞いたけど、予想以上に賑わってる!
2階席までぎっちり満席!
空いた!と思っても、近くで待ってる人がささっと席を取っちゃって、なかなか席をゲットできず…。
嵐のライブ後のイオンのフードコートを思い出しました(わかりづらいたとえですみません)。
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しばらく待ったけど席が空きそうにないので、別のお店を探すことに。
食事の種類はあまりなさそうだったけど、キャロットケーキが美味しそうでした。
あととにかく、なんだかおしゃれでした。
4、カフェ「La Mercerie」
Googlemapで急遽お店を探して、同じく駅の近くにあった「La Mercerie」へ。
カフェというかビストロというかカジュアルなお店で、なかなか良き雰囲気。
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私は「フランスといえば!」な牛肉のタルタルステーキをオーダー。
一度食べたいと思っていたから嬉しい!
ちなみに「タルタルステーキ」とは・・・
タルタルステーキ(tartar steak、Steak tartare)は、肉料理のひとつ。
牛肉または馬肉を粗いみじん切りにし、オリーブオイル、食塩、コショウで味付けし、タマネギ、ニンニク、ケッパー、ピクルスのみじん切りなどの薬味と卵黄を添えた料理。熱をかけて加工することなく、生肉のまま、全体が均一になるように混ぜて食べる。
そう!
ステーキという名前だけど生肉なのです。
日本では生肉の規制が厳しいから、なかなか食べられない代物。
生肉好きとしては食べておきたい…!
ワクワクと待つ私の前にやってきたのは、大量の牛の生肉と山盛りのポテトフライとサラダ!
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初日のビストロでも思ったけど、やっぱり量が多い!
さすが、美食の街フランス!
見た目よりも牛肉がぎゅうぎゅうに詰められてて、食べても食べても減らない。
ポテトも山盛り感がすごくて、こちらも全然減らない…(笑)
残念ながら少し残してしまったけど、とっても美味しかったです。
生肉万歳!生肉最高!
なんか元気になった気がする!(単純)
お友達は白身魚のフライをオーダー。
お値段は確かそれぞれ25ユーロ前後だったかな。(4,300円程度)
どちらも美味しかったし、お店のムッシュも感じが良くて、飛び込みで入ったけどとても良きお店でした。
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ただですね。
こちらのお店、なぜかトイレの照明が真っ赤。
気分は落ち着かないし、鏡あるけど見たところでただただ赤いし、なぜこんな照明にしてしまったのだろう…。
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ちなみに男性は真っ青でした(笑)
5、エッフェル塔
続いてやってきたのは、パリのシンボルのひとつ「エッフェル塔」。
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ちょうど桜が咲いていて、桜とエッフェル塔という春限定の景色を見ることができました。
他の場所に咲いてた桜は八重桜だったのだけど、ここのはまるで日本のソメイヨシノのような桜。
とても綺麗でした。
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さて、ここからは豆知識。
「鉄の貴婦人」とも呼ばれるエッフェル塔の高さは約324m。
東京タワーが333mなので、少し小さいんですね。
へえー。
「へえー」ついでにもうひとつ。
エッフェル塔の塗装は「エッフェルブラウン」という色で塗られてるんだけど、実は3色使われているんだそう。
塗装の色はかつては赤褐色だったが、1968年の塗り替えの際にエッフェルブラウンと呼ばれている現在のブロンズ色へと変更された。
ただし、これは1色ではなく、パリの風景に溶け込みやすいように3つの色調が使い分けられており、塔の下部はより暗い色調(明度の低い色)、塔の先端部はより明るい色調(明度の高い色)に塗り分けられている。
下と上で色が違うんだって!知らなかった!
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ちなみにこの「エッフェルブラウン」は7年ごとに塗り替えられているそうです。
へーへーへーへーへー!!
6、レストラン「Restaurant Kozo」
この夜は、パリ在住の方も交えて3人でディナー。
日本人シェフが営むレストラン「Restauranto Kozo」さんにお邪魔しました。
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お料理の詳しい内容は、記憶があいまいなのですが(ごめんなさい汗)、とにかくお料理全てが繊細で優しくて美しくて、そしてとっても美味しかった…!
偶然にも、ランチで食べた牛肉のタルタルがふたたび登場し、食べ比べできちゃう貴重な機会でした。
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お昼と違って繊細なタルタル!
そしてやはり生肉最高!生肉万歳!でした(今日2回目)
メインの鴨肉は柔らかいし、お魚料理もバゲットもデザート(お豆腐のムースでした)もとにかくとにかく美味でした。
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私はお酒が飲めないので炭酸水でしたが、二人はワインとお料理を楽しまれていて「ああ、私もお酒が飲めたなら…」と心から思いました。
来世はお酒が飲める身体で生まれたい…。
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以上、3日目に行った場所まとめでした。
位置関係はこんな感じ。
結構移動したなあ。
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