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共鳴*虫干しの「丁」曝さるる通信簿

虫干しの「丁」曝さるる通信簿 岡田 耕
読み込みの最高点句、通信簿の丁を知っているということは、てっきり年配者と思いましたが、作者は意外にも一番若い耕さんでした。さすが出題者、誰も目をつけなかった「丁」を「てい」と詠んでお手柄です。
(玲子)

「あひる句会報」2019年7月号

最近は「虫干し」もほとんど見かけなくなりました。「通信簿」という言葉の響きも懐かしいです。私自身は数字で評価されていたので「甲乙丙丁」を聞いて驚いたことや、母の着物の虫干しの様子まで思い出しました。選び抜かれた17文字から広がるイメージの深さに心打たれました。

絵本の虫 さんの
「夏仕事」のコメントより


☆虫干しは夏の季語。もともとは年三回あったそうです。izoomi.momose さんのご紹介です。

(岡田 耕)


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