「コミュニケーション図鑑」を片手にゴーゴーなマネジャーになるには
こんにちわ。3度の飯より読書が好き。おかだこうへい(@okoh627)です。
そんなNO BOOK NO LIFEな自分にはたまらないイベントが今noteで開催中のようなので、ここぞとばかりに本を読もうと思っています。これを機に、「おかだ的人生の課題図書」なるマガジンも作っちゃったりして。
56冊の課題図書があるのですが、この中にぼくが今まさに夢中な「コーチング」に関する書籍があったので早速読んでみました。
▶課題図書
「新 コーチングが人を活かす」 著者:鈴木義幸
株式会社コーチ・エィの代表取締役社長である、鈴木義幸さんの本。
2000年に刊行以来「最良の入門書」として高い評価を受け、ロングセラーとなった本書。
第一人者が豊富な事例を交えて、わかりやすくコーチングスキルのツボをお伝えします。
と紹介されており、まさに「コーチング図鑑」と呼べるくらいコーチングに関するスキルが幅広く網羅されています。あまりにわかりやすくまとめられ過ぎていて、読み終えたころには知ったつもりになってしまうので注意が必要(決してディスってはいません!)。
▶この本を選んだキッカケ
ぼくがそもそも「コーチング」に興味を持った理由。それは、医療業界が全然ホワイトじゃなかったから。ホワイトどころか真っ黒。ブラックホール。
Googleで「看護師 退職理由」と検索すると出てくるのは、
・職場に退職理由を伝える際の注意点
・退職理由をアレンジすると上手くいく
のような記事がたくさん出てきます。(え?職場を辞めるのに努力が必要なの?その努力の方向性完全に間違ってな~い?!)という驚きです。まさに言いたいことも言えないこんな世の中じゃ~。ポインズン。
そんな毒にまみれた医療職たちを少しでも解毒できればと思い、ぼくはコーチングを勉強することにしました。「トラストコーチングスクール」というところで大まかな概要を学んでいたので、おさらいのような感覚でサラッと読み終えましたが、コーチングについて知らない方でも大枠を掴むのには良いかもしれません。
▶どう活かすか
この本の巻末には「こんな場合はこのスキル」という、普段のコミュニケーションで起こりがちな困りごとの対策が書かれています。
例えば、「相手が、あまり話してくれない」とき。
SKILL 04 すぐに答えられる小さな質問をする
SKILL 05 "なぜ“のかわりに"なに”を使う
SKILL 16 正直に自分の気持ちを話す
SKILL 27 過去を振り返り未来への素材を集める
といったような感じ。で各ページを読み返すとどんなことに気をつけたらいいかわかるという読み返しのしやすさ。デスクに1冊常備しておきたい本。
そんな中、ぼくが特に気になったのは『SKILL 40 相手をフォローしサポートし続ける』という項目。ぼくたち医療職は普段、患者さんと継続できに関わります。短いと1週間。長ければその方が亡くなるまで。「コーチは相手を一瞬盛り上げて終わるのではなく、相手が確実に行動を起こすまで関わる」とあうのですが、まさしくぼくたちもそれ。
相手が行動したならば、その後もどうなったか確認しなきゃだし。行動できなかった時は、何が原因なのか考えなきゃいけません。1番良くないのはやりっ放し・言いっ放し。
コーチングの3原則にオンゴーイングというものがあり、継続して働きかけることの大切さが言われています。
これって、チームのメンバー相手にも言えること。仕事を依頼して終わり。やらせて終わり。そんな上司だと、一緒に働いている感がありません。「お願いしてあった仕事どう?」「順調に進んでる?」「上手くいってなければどうすれば良いか一緒に考えてみよう」そんな言葉をかけられる上司に頼りたいし、ぼくはなりたい。
もともと性格的に飽きっぽい自分。そして人と面と向かって話すのが少し恥ずかしい自分。そんなコーチ不向きな自分だけど、オンゴーイングでメンバーと一緒にゴーゴーできるマネジャーになれるよう、この本を擦りきれるまで読んでいきたいと思います。(購入したのは電子書籍だけど)
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?