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免疫は心にも身体にも大事!

連日まだまだ色々なニュースが飛び交ってますが、前回の記事にも書いたように、ストレスフルな状況が続くと、免疫力は下がります。

では、免疫力を上げるためにはどうしたらいいかということを今日はお話させていただきます。

免疫力は腸内でつくられるものが70%、残り30%が無意識の領域である自律神経によってコントロールされています。

バランスの良い食事をとって腸内環境を整えることで、免疫力はアップするんですが、無意識の領域にある自律神経もバランスがとっても重要です!

ですが、無意識レベルにある自律神経をどうやって「意識的」にコントロールするかというと、それには交感神経と副交感神経というのが重要な鍵を握っています。

皆さんもよく耳にする「交感神経」というのは、適度の緊張を持って覚醒している状態に優位に働く神経の領域です。

仕事をしているときや、元気に活発に作業したりしている時、運動している時などは交感神経が優位になっています。

逆に「副交感神経」というのは、ぼんやりとリラックスした状態の時に優位に働く神経です。

緊張した状態を作るのは簡単だし、意識せずとも常に行っているので、意識してやることはリラックスできる状態を常に作ることです。


【呼吸】

呼吸は意識と無意識をつなぐ唯一の方法で、普段は無意識的に行ってますが、意識して深呼吸をすることで、副交感神経が優位に働きます。

カウンセリングにいらっしゃるクライアントさんなどは特に多いのですが、悩んでいたりストレスがかかってる方は大抵この呼吸が浅いのです。

なので、意識的に深〜〜〜〜〜く呼吸をしてみてください。

ポイントは、まずゆっくりと息を吐くこと。

理想は8秒くらいかけてゆっくり息を吐ききってから、6秒かけてゆっくり鼻から吸っていきます。

これを4〜5回、約1分繰り返すだけでも脳も身体も神経もリラックスしてきます。

ストレスフルな時、休憩中、特に寝る前などに是非毎日意識してやってみてください。

脳と血液に酸素が廻って、心身ともにリラックスしてきます。


【環境】

日常を過ごす環境を整えるのも、とっても大事なことです。

人は散らかった乱雑な環境にいると、知らずにストレスが溜まるもの。

逆に綺麗に片付けられた環境には気持ちもスッキリするものです。

たまに「散らかってるほうが落ち着く」という人がいますが、あれは落ち着いてるんではなくて、その環境に慣れてしまってるだけで、無意識は必ずしもリラックスしてるとは言えません。

部屋の状態が心の状態を表しているように、やはり散らかった部屋や乱雑な環境に慣れている方は、ストレスが溜まっている状態かもしれません。

少しでも自分の周りを整理整頓してみたり、好きな香りのアロマを焚いてみたり、頭が冴える蛍光灯ではなく、優しい灯の間接照明を灯してみたりと、リラックスできる環境を意識的に作ってみてください。


【習慣】

環境と同じく、副交感神経が優位に働くような習慣を作ってみましょう。

お気に入りの入浴剤を入れたお風呂にゆっくり浸かる、朝や寝る前に瞑想をするなど。

つい私もやってしまいますが、ブルーライトは交感神経を優位にするので、ベッドにスマホを持ち込まないことや、寝る前にPCなどを見ないというのもよく言われてますね。


【エンターテインメント】

好きな映画や音楽に浸るのも大事なストレス発散になります。

笑いは免疫力を増強させるので、お笑いのコンテンツを楽しむのはとてもいいとされています。


ただ、何よりも大事で気をつけたいのは、緊張状態とリラックス状態のバランスです。

副交感神経が優位になってばかりでもいけないし、交感神経優位ばかりももちろん休まる時がありません。

何事もバランスが大切で、自律神経も交感神経と副交感神経のバランスを保つことが重要です。

生活が乱れたり、ストレスが溜まると、このバランスが崩れて「自律神経失調症」にもなり、ゆっくり休むはずの夜に眠れず不眠症になってしまったり、活動する日中に眠気に襲われたりと、心身ともにバランスが崩れてしまいます。


こんな時だからこそ、食事や習慣を意識的に見直して、自律神経のバランスを整える生活を目指してみてくださいね!


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