6年前の私にみせてあげたい体重
少しだけ痩せた。食べた後に乗っても49キロ代だった。
それでも、世の中的には普通体型になるのだけれど、私にとってこれは、ものすごい快挙だ。『ダイエット』という存在が、私の人生の中に入り込むようになってから、振り返って思い出せないくらいに久しぶりにみる数字。なんてことないふりをしながら心の中ではガッツポーズしているくらいに嬉しい。
何度頑張っても、辿り着けて50キロまでだった。
ダイエットに囚われすぎていた20代前半は、その反対をいき、なかなか過食がやめられず辛かった。思い出すだけで苦くなるのは、隠れてしか食べられなかったこと。山ほど食べるのに一口も美味しくなかったこと。1日に自分を好きに思う時間が1秒もなかったこと。人に会うことも、人と話すことも、人に見られることも怖かった。したくもない過食を結局自分で選び繰り返してしまう。情けなくて、「いっそ、こんな人間この世から消えてしまったほうがいいんじゃないか」と、毎日考えた。
だから、あの頃の私に言ってあげたい。
そんなに自分を責めなくても大丈夫だよ
そんなに一生懸命運動をしなくても、
そんなに一生懸命我慢しなくても大丈夫。
心と健康を大切にさえできていたら
たまに食べ過ぎたっていいし、
少しくらい太ってしまったっていいんじゃない?
周りと同じようにならなくたっていいし、
周りよりも痩せようなんてことも思わなくていい
あなたは自分に厳しいけれど今のあなたも
とっても可愛いしとっても魅力的だよ
心配しなくてもそのうち痩せられるから、
考えすぎないで。それよりも楽しくやって!
大丈夫だ!!6年後の私楽しくやってるよ!!
言ってあげたい。不安しかなかったあの頃の私に。抱きしめて教えてあげたい。未来の自分はちゃんと楽しく過ごしているよってこと。
ただ不思議なのが、私は今ダイエットをしていない。何もしないで痩せられるわけがないというのは私もよく知っているけれども、これが本当の話、”ダイエット”といえるほどのことをほとんどしていない。「太らないように」と、1日や1週間単位でバランスを意識したりすることはあるけれど、食べたいものを我慢することはないし運動もしていない。
そもそも、ダイエットをするなんて時間がない。それが、私にとってそれが1番いいダイエットになのかもしれない。
1才児の子育てはなかなかの運動。目が離せない子を追いかけて"ゼェハァ"有酸素運動、11キロを抱っこでの家事で"ゼェハァ"筋トレ。食事は、時間がないので1日2食で、そのうち1食は夫に合わせてヘルシー食。そんな2回の食事も、一才児といればゆっくり食べられないことがほとんどで、自然と腹八分目でご馳走様。
今更気づいた。今更わかった。
意気込まなくても痩せられるということ。生活を健康的にすれば自然とダイエットになるということ。そうすれば、ストレスもないこと。
痩せたかった頃には気づけなかった。
そんなものだよね。
というわけで、せっかくなので体重キープ頑張ります!できれば引き締めたいなと思うので、寝かしつけ後にストレッチからはじめてみました。