岡田なつ

娘とのまいにち、ときどき夫

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娘とのまいにち、ときどき夫

夫婦ってむずかしい

結婚3年目、イライラすることが増えた。これからの夫婦生活を不安に思うことがあるくらいにイライラする。最近、それがお互いのものだという感覚がヒシヒシと伝わってくるのですごく面白いなと思う。 夫もイライラし、私もイライラしている。 別に話し合うほどではないけれど、何かが噛み合っておらず、何かが気になり、何かが気に触る。少しだけイライラさせて、少しだけイライラさせられている。 そういうことが増えてきた。 これが『夫婦』というものか、これが自分達で築きあげていく家族というもの

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    • 地元で子育てをする

      育った街で子育てすることになった。 結婚する時、夫が実家の近くに住むことをすすめてくれたので、今も育った市の中に住んでいるのだけれど、長くても6年程度で引っ越すつもりだった。そのために、広さにそこまでこだわらず1LDKのアパートを借りて住んでいる。 「そろそろ考えようか」と、家やマンションを何軒かみに行きはじめていた頃、引越しが決まった。父が貸しに出している家が空いたからだ。両親と夫と話し合って、お互いが「よし！OK！」ということで、話がまとまった。ありがたいことに一軒家。

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      • デート

        一才を過ぎて、娘とのデートが増えた。 買い物のついでにコーヒーとパンをかって芝生の広場で遊んだり、用事のついでに外食をしたりショッピングに付き合ってもらったり。これまで、私と娘ともう一人大人がいての『お出かけ』はたくさんしてきたけれど、2人だけでする『お出かけ』は、ここ最近やっとできるようになったことだ(公園と買い出しは別)。 まだたった数回のお出かけだけれど、宝物みたいになってる。写真や動画を何度も何度も見返しちゃったりして。夫には内緒のこっそりデート。 思えば、毎日の

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        • 眠る時の娘のお守り

          娘が眠りにつくためのお守りは、私の腕。シートベルトのように斜めがけにしたり、腕枕にしたり抱き枕にしたり、両腕を掴んで顔を挟むようにしたり、腕の上にのってみたり、今だと半袖の袖の下辺りををサワサワと触りながら眠る。腕を触り始めると「あ、眠たいんだな」と思う。 もう一つあって、それはチュチュ(おしゃぶり)。渡さず眠ろうとすると「チュチュを頂戴！」というアピールされる。しまってある場所まで手を引っぱられたり、お口に手をパタパタ当てて唸り声みたいなものを出す。卒乳は頑張らずともでき

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          6年前の私にみせてあげたい体重

          少しだけ痩せた。食べた後に乗っても49キロ代だった。 それでも、世の中的には普通体型になるのだけれど、私にとってこれは、ものすごい快挙だ。『ダイエット』という存在が、私の人生の中に入り込むようになってから、振り返って思い出せないくらいに久しぶりにみる数字。なんてことないふりをしながら心の中ではガッツポーズしているくらいに嬉しい。 何度頑張っても、辿り着けて50キロまでだった。 ダイエットに囚われすぎていた20代前半は、その反対をいき、なかなか過食がやめられず辛かった。思

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          陣痛のような痛み

          夫が尿路結石になった。 朝方は元気だったのに、ご飯を食べ昼前になった頃に、トイレから出てきて「腹が痛い」と言う。お腹が痛いとトイレに駆け込む姿は日常茶飯事で、見慣れたものなんだけど、今回は何かが違うみたいだった。うずくまるように丸くなって横にもなれずにいる。それが平日の11時頃、私は「午前診療、まだ間に合う時間だから病院に行ってきなよ！」と声をかけた。 だけど、夫は病院に頑なにいかない。いつものことだ。早めに行けというのに行かず、結局はいきなり大きな病院にかからなくてはいけ

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          捨てられないもの

          「2人目の希望を捨てられず『哺乳瓶やおしゃぶり、スタイやお洋服』が、なかなか捨てられないんだけど、みんなどうしてる？」というようなインスタグラムを見た。 コメント欄には、「衛生面的に哺乳瓶やおしゃぶりは捨ててもいいのかなと思うけど、お洋服捨てられないのわかる！」「特にファーストシューズ！思い出が詰まりすぎてる」という意見が多くあった。そんな中の一つ、「ファーストシューズをはいて初めて公園に行った時の顔や景色が染み付いて離れなくて捨てられずとってあります」というのがあって、そ

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          ちいさなこんにちは

          娘が最近、「こんにちは(小さな屈伸)」ができるようになった。 初めてはお散歩中。通りがかりに声をかけてもらったので、一緒に挨拶しようと娘の名前を呼びながら「こんにちは〜」と言った時、小さく頭をさげるように屈伸をする姿があった。 私にしかわからないくらいの小さな小さな"こんにちは"。 たまたまかと思っていたら、その日、その後にも屈伸をしたので、「ちゃんと理解してしてやっているんだな」と温かい気持ちになった。 まだ、今はまま以外には気付いてもらえないくらいの密かな"こんに

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          積極的意識

          「小さくでも変えよう」 そう思い立ってから、サボっていた美顔器での肌のお手入れを始めたり、寝かしつけてから日が変わるまでの時間を読書にあてたりしている（母業は私にとって体力勝負なので眠たい時は睡眠が優先で寝てしまっているけれど、、、）。 昨日やっと、『運命を拓く×心を磨く 中村天風』を読みきった。大谷翔平選手の愛読書だったと聞いて、先月買いに行った本だった。”中村天風”という名前は知っていたけれど、難しそうで読んだことがなかった。改めて手に取ってみてもやっぱり難しそうだった

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          イヤイヤ！

          1歳0ヶ月、「イヤイヤ」が増えてきた。 泣いてアピールするのにプラスして、反り返ったり寝転がったり足をバタバタさせたりしてアピールしてくれる。お外から帰ってきたことが不服だったり、リモコンを取り上げられたことが不服だったり、見たいテレビが違ったり、ジュースを自分で飲みたかったり、ご飯じゃなくておかずが食べたかったり、オムツを変えたくなかったり、お風呂に入りたくなかったり。 「イヤイヤ」のスイッチは毎日毎日増えていて、どれがオンになるかはその日によって全くちがう。まるで黒ひ

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          エンドレス

          気がつけば絵本が大好きな娘。随分と早い時期から読み終わると「もう一回」と泣く子だったけれど、一歳をすぎた最近は、何度も何度も「読んで」と自分で持ってくる。私のお膝に乗って、私の手に絵本を置いて、「読んで読んで」とアウアウ話しかけてくれる。嘘じゃなく、1日50回は読んでいると思う。 「いただきます」というページが好き。 「バイバーイ！」というページが好き。 「いないいないばあ！」というページが好き。 娘はそんな絵本と一緒にアクションできるページが好きで、私はそこにくるまでの

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          一歳になってうけるはじめての予防接種

          一歳になったらうけるワクチンを接種してきた。 先月、水疱・風疹麻疹・おたふく風邪の予約をしたら、「ヒブと肺炎球菌も同時に予約されるお母さんが多いですがどうされますか？」と言われた。私もそうすることにした。電話を切ってから、こんなに一気に打っていいものだろうかと不安になってしまい、一歳違いの子どもをもつ友だちに相談することにした。返ってきたのは「うちの子も病院が苦手で泣くから一回で済ましたよ！2回に分けるのも可哀想だなと思って！」というものだった。なるほど。予約した通り、娘もそ

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          コロナになった

          はじめてコロナにかかった。 その前の日の朝、起きてきた娘の顔をみると、鼻水をだしていた。「ありゃりゃ、お風邪ひいちゃったかな？」と、お薬シロップをご飯の後に飲ませた。なんとなく、私の鼻も、アレルギーではないような気がしたので、風邪薬を飲んだ。娘は元気そうにしていたけれど、夕方になるにつれ私の体は重くダルくなりはじめ、熱を測ると7度5分。とにかく夫の帰りを待った。 帰ってきた夫に「風邪ひいたかも」と言うと、夫も「俺も」と言った。その週はみんなで忙しい数日間を過ごしていたので

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          かわいいかわいい娘

          娘が一歳になった。毎日毎日本当に可愛い。 私からすれば繰り返しの日々でも、彼女にとっては毎日が新しいようで、小さく小さく変化していく姿をみせてくれる。昨日は口に入れて遊ぶしかなかったブロックを今日は積んで遊ぶようになっていたり、昨日まではストローマグで上手に飲んでいたのに今日になって急に遊び飲みをするようになったり。昨日と今日のちがいが、毎日毎日ある。小さな小さな変化。その全てが小さく大変で大きく愛おしいなと思う。 この一年、私が意識してきたことは、『彼女が過ごしやすいよ

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          見覚えない課金に気づいた日

          夫の携帯代が毎月とんでもなかった。 課金した覚えもないのに月に3、4万の請求がくる。慌てて何度もケータイショップに行ってもらうようにしたが、ショップ側からは「どうしてか分からない」と言われ、毎回その場しのぎで丸め込まれて帰ってくる(プランの見直しとApple IDなど変更できるところの変更)。何に使われてるのかを知りたいのにずっとわからなかった。見直してもらった月だけ契約した金額。その次の月からは3万次の月は4万となる。繰り返し。全く信用できない。携帯に限らず、前の家のWi-

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          見覚えない課金に気づいた日

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          娘が生まれても夫の変わらない時間に「いいなぁ」と思っちゃう

          夫を見て、「いいなぁ〜〜〜」と心で思うことが毎日のよにある。 トイレに気にせず入れていいなぁ お風呂に気にせず浸かれてていいなぁ いつでも好きに眠れていいなぁ 独身の頃と変わらない時間が毎晩あっていいなぁ(オンラインで友達とゲーム) 子どもを置いて遊べにいけていいなぁ 毎日彼に感謝しているのに、それは本当なのに、その時間の中に「いいなぁ〜」が紛れ込む。それも中々の回数。 仕方がないことはわかっている。 私は専業主婦だし、家事と育児は私の仕事。しかもそれを私自身が選んでい

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