見出し画像

1-1|文系が誤解しがちな人体機能の拡張を解説【落合陽一を批判的に読む】

6134文字


今年の6月1日に出版された『落合陽一を批判的に読む』の反響がそれなりにありまして、YouTube,noteのアカウントBAN記念に全文を無料で公開します。21世紀中盤の未来を予測したい方におすすめな、最新の評論が詰まった一冊です。








似非シンギュラリティ論者とは

キュアロランバルトっていう文系の大学生が、なんで頭悪いかっていうのをずっと考えていると、ある一つの興味深い結論に至ったので、それについて話していこうと思います。

結論から言うと、似非シンギュラリティ論者っていうのが結構いると思うんですね。彼らの議論の問題点は、人間の機能拡張がテクノロジーよって行われるみたいな話があるじゃないですか。テクノロジーによる人体の機能拡張みたいなのを人体に設置するデバイスみたいなので考えがちだという問題点です。あるあるじゃないけど。人体と接触するデバイスからしか考えられないところが、めちゃくちゃ悪いところです。

テレビとか車とかって、全然人体の機能拡張じゃないですか。SNSとかもです。彼らは頭が悪く、目に見えるものしか信じない主義だから、目に見えるように明らかに機能拡張してくれるような、爪が伸びたり、EMSとか好きですよね。頭に何かつけたりとか、こういうのばっかりを、人体の機能拡張デバイスと定義するのです。鉄腕アトムの世界で生きてるっていうか。僕からするとほんとドラえもんで卒業しろよって感じなんですけど、脳みそが中学生なんで、中二病ってやつですよね。文系の大学生がシンギュラリティを語ろうと思ったら、木澤佐登志氏の「闇の自己啓発」がバイブルになってしまいます。駄本です。

加速主義の問題点です。加速主義を語る奴らが文系だと、このような悪質な議論が展開されてしまいます。車って、足の拡張ですからね。車っていうのは完全に足の拡張。完全な形ではないけど、明らかに東京から伊勢神宮に行くときに、足がめちゃくちゃ早くなったって考えていいんですよ。足が四千倍くらい速くなったって考えていいんですよ。

どんぐらい?合ってる?時速6kmと時速60kmだから10倍くらいか。に早くなった。10倍?車って人間のあれなんですか。10倍しか速くないんですか。っていうね、意外な発見もあるわけですよ。僕、車乗ってて1000倍くらい速いんじゃないかなって思ってたんですよ普通に。赤ちゃんみたいな話だけど、そういうことなんですよ。

僕の主観では1000倍速くなってるんで、実際に時速6kmで歩き続けられるかって問題がありますからね。車なら時速60km以上で休まず歩行を続けられますからね。だから厳密に言えば35倍とか、50倍とかなんじゃないんですかね。途中の休憩時間とかを含めても。たぶん50倍とかのスピードは出るんじゃないかと思っています。実際の新東名高速道路の制限速度が120kmだから、20倍しか出ないわけですけど、休憩もあるからね、っていう話ですよ。

彼らはそれを言ってもわかんないんだと思う。だからここでさよなら。で、ここからは、加速主義とか文系のテクノロジー批評とか、シンギュラリティ評論とかをしたかったら、とりあえず落合陽一は前提ですよね。

 

落合陽一を読もう

これは本当に当たり前ですよね。あなたたちは落合陽一から逃げ過ぎじゃないですか。落合陽一の本、普通にレビューすればいいんじゃないですか。あなたたち本読むの好きなんだったら。落合陽一の『デジタルネイチャー』これね、これについて評論したらいいんじゃないですか。

僕から一応言わせてもらうと、この本は正直言ってめっちゃ簡単すぎます。君たちはバカだからこれでいいと思うんだけど、これでもし足りないよって人がいたら、超おすすめこれ『本は破れ!』古田更一、これ超おすすめ。まじオススメです。

これ、天才の僕でもめちゃくちゃどハマリ。どハマリっていうか、こんなに僕の弟もね、僕の弟、文系の大学生なんだけどね、ちょっと読めなかったと言ってました。読めないけど、この人が何らかの天才であることは間違いないってことは言ってたんですけど、才能、文章は気持ちいいって言ってたんですけど、東大生の弟でも読めないっていうレベルなんですよね。

僕も確かに全部読めてるかというと、ちょっと微妙なところもあるわけですよ。僕の弟には今度『デジタルネイチャー』おすすめしようかとちょっと思ってるんですけど。とりあえず、これ読んでみればって。弟に「お前、バカにしてんじゃないの」って言われそうだけど。彼らね、ほんとにその、体の、僕が今ここまでで、5分くらいで彼らが何を間違えているかと、彼らがどうすればいいかまで説明しました。

 

補聴器のアップデート

なんでそういう間違いをするのか。単純に、人体に接触しているものじゃないと、人体の機能を拡張しないんだと勝手に信じちゃってるからなんですよ。

そういうところが、めちゃくちゃ頭悪くて、僕もう補聴器って存在しないんじゃないかって思ってて、とんでもないこというんですけど、僕もう補聴器いらないんじゃないかと思ってて、耳が悪くなったら、リアルタイムで会話しなければいいと思うんですよね。

耳が悪くなったら、イヤホンで爆音で聞けばいいと思うんですよね。10分遅れとかでいいと思うんですよ。10分遅れで聞けばいいんですよ。わかんないことあったら、言うじゃないですか、質問しにいって、家族団らんで。僕のおばあちゃんがもう耳遠いんですよ。何言っても聞こえない。そうしたらもう会話しなくていいんですよ。会話しなくて良くて、もちろんこういう考えになれるのも、これ古田さんのおかげですよ。補聴器型のデバイスについてめちゃくちゃ考えてたんですが、結論出てるんですよ。例えば補聴器っていうのは完全に部屋作っちゃえばいいんですよ1個。部屋作っちゃうっていうか、普通にそれが爆音で流れるような部屋を、1階で家族団らんが行われてて、それが爆音で流れる部屋を、それはラグがあって良いいんですよ。1分とか10分とか1時間とかラグがあってよくて、それを爆音で流れる部屋をね。爆音のboseのスピーカー置けばいいんですよ。

団らんが流れたら、さすがにめちゃくちゃでかくすれば聞こえるじゃないですか。それでいいじゃないですか。聞きたいならね。爆音イヤフォン、ヘッドホンでもいいと思います。

そういう感じでやればいいんだよ。補聴器とか遅い発想やってるから悪いんだよ。

補聴器の仕組みは端的に言うとアンプです。アンプっていってもジミ・ヘンドリックスのアンプ使うのと訳が違うから。老人はつけたくないわけですよ。自分が老いてることを認めるよりも、みかん食って楽しく生きて早く死にたいわけですよ。そしたらやっぱり、老人は耳が遠くなったら会話しなければいいんですよって話です。

このような感じで補聴器の問題って解決されるんですね。他にもいっぱいありますよ。だから車とか、典型的な例だけど。あとはSNSですかね。LINEとかLINE+Zoomっていうのが僕は結構すごい人体の機能拡張だと思ってるんですけど。

 

LINEはテレパシーツールである

これで日本中のどこにでもいられるし、本質的に営業っていう仕事がなくなりつつあるっていうか、ここは難しいですけど。例えばLINEがなんの機能の拡張かというと、目であり耳であるんですよね。それでしかも、LINEの何が凄いかというと、僕はLINEってテレパシーツールだと思ってるんですよ。Zoomも入れていいと思うけど、テレパシーのツールだと思ってるんですね。

LINEてマジ、テレパシーですね。例えば、私と彼女が一緒にカフェにいるじゃないですか。LINEで会話するってことを考えてくださいよ。よくある話かもしれないけど。実際にそのほうが効率的な場面って結構あるんですよね。カフェで一緒に課題してるときとかは、私も昔やったことあるんですけど、そういう時ってわざわざ話しかけたりすると、ふふって可愛いねって、みたいなね、そういう心が満たされるみたいなところはあるわけですけど、その一方で、お互いインターラプトしてしまうじゃないですか。

中断があるじゃないですか。そうじゃなくて、用件とかがあったときには、スキンシップはいいよ、スキンシップは直接やればいいけど、触ってねえねえとか、そういのでいいと思うけど、足絡めたりとか。用件は何時までにするとか、ご飯行くとかLINEでやったほうがいいんですよ。LINEでやって、好きなタイミングでスマホ確認すればいいんですよ。

LINEって未来に通知を送るんですよ。未来っていうか、言葉を発してしまったらその瞬間に未来が始まってしまうわけですけど、未開封の未来みたいなものを作ることができるわけですね。

つまり郵便ポストをするっていうことなんですけど、未開封の未来、つまり、可能世界を1個作るってことですね。マルチバースの1個の世界線を作るっていうことですね。LINEの何が良いかって、相手の返事を保留することができるんですね。相手の返事というか世界線の決定を10分間なり100分間なり保留することができるわけですよ。シュレディンガーの量子状態を保ったことになるっていうね。キュアロランバルトとかが聞いたらほんとに頭がパニクっちゃうと思う。シュレディンガーの猫でさえ知らないと思うけど。言葉はどうせ知ってるんだろうけど。バカだから、どうせわからないと思います。

 

タイムマシンは既に利用可能

シュレディンガーの猫みたいな、量子状態を保存することができるんですね。ほんとにすごいことで、例えばご飯食べようとするじゃないですか。ご飯食べようと思ってたときに食べないと、なかなか機会を逃すし、結構無駄なんですよ。だから、ご飯食べようと思ったらすぐ食べたほうがいいんですけど、一人暮らしの場合。

これでUberEats頼むと、結構合理的なんですよね。UberEats頼むと、30分後に相手のレスポンス待ちになるから、相手が来れば食えるし、来なければ食えないだけだから、シンプルです。もちろんアメリカの素晴らしい巨大テック企業であるUberEatsだから80%、90%到着しますけど。現実のまま、固定っていう感じなんですよね。ホルマリンて感じなんですよね。ホルマリンで固定してミイラ化する感じなんですよね。

現実空間のこの部屋をタイムマシンにすることができる。タイムスリップできるんですよ。プレパラートに資料、液体みたいなの入れて、個体とか入れて、固定ってやるじゃないですか。ホルマリンとか色々ありますよね、そういう物質で酢酸なんとかで固定するわけですけど、この部屋をまさに固定するっていうことなんですよ。それで未来の30分後まで飛ばせるんですよね。

30分後にUberEats来るじゃないですか。そしたらここはレストランになるっていう感じなんです。別にレストランになることをすごいと言っているわけじゃなくて、今ここにこの部屋で食事を作らなきゃいけないとか、食事をしなきゃいけないという課題を未解決のまま解決するっていうの?食事をしないといけないという問い自体はを保留しながら、ただその問題は解決しましたよっていう状態は作れるっていう。

これがタイムマシンだと思うわけですね。この部屋がタイムマシンになるって、30分後にピンポンて鳴るわけじゃないですか。それで、UberEatsです、って到着して、30分前に描いた世界がここに突如として現出するわけですね。これがタイムマシンそのものなんじゃないかって言ってるわけです。

これが例になってて、LINEがテレパシーなんじゃないかって話なんですけど、同じ空間にいる人たちがLINEを使ってコミュニケーションをするということがもはや前提なんですね。LINEを使ったほうが良いこともあれば、絶対LINE使ったほうがいいときはLINE使ったほうがいいんですよ、とか。グルチャとか典型的な例じゃないですか。

彼女と一緒に、友達と一緒にラーメン食ってるときにグルチャに返信したりするじゃないですか。隣のやつとただ口から音声を発して会話するだけでなく、こういうコミュニケーションを選択肢として捉えることができるわけじゃないですか。グルチャでも、隣の人に話しかけてるわけですよ。意思疎通が一通りじゃないんですよ。だから、とにかく我々はLINEで常時何人かの人と繋がったりとかできるわけですよね。それって、テレパシーで信号を送り合う、通知を送り合うっていうふうに僕は表現してるんですけど、通知を送り合ってつながるっていう社会の構造にすごいシフトしてると思うんですね。つまりこれは、脳の機能の拡張以外のなにものでもないんですよ。

 

脳の機能の拡張=テレパシー

もちろん、目とか耳とか知覚機能とか、伝える機能とか、絵文字とか目力、目は口ほどに物を言うって伝えられるわけだし、そういう機能の拡張でもあるっていう話で最初始まってるんですけど、本質的にいえば脳の機能の拡張ですよね。

人類は、LINEとか使うことによってテレパシーをする動物に進化してるんですね。逆に言っちゃうと恐ろしくて、LINEとか使いこなせない人間は旧人類なんで死にます。「LINEくらい使ってるわ!」っていう反論くるかもしれないですけど、これSNS全部そうなんで。LINEも使えないのは論外だし、インスタとTwitterも、YouTubeもティックトックもあるわけですよ。これをうまく使って自分の必要な情報をインプットして、アウトプットできる情報を、有益な情報をアウトプットするということがこれからの人類に必須なスキルです。

これをずっと繰り返すことができないと、効率的にできないと、これからの時代で野蛮人ね、てなると思いますよ。僕、今、TwitterからもYouTubeからもですけど、Amazonbooksからも、もちろんLINEからも、あと色々なところから通知受け取っています。あと仕事系のメッセージとか、メールとか。そういう感じで自我が形成されてるというふうに思うわけですね。

つまり、人間はテレパシーをできるようになった話で終わります。

 

文系の大学生はテクノロジーを語る資格がない

文系の大学生は本当に全員ね、落合陽一読まないと話ついて来られないんで。ツイ消しして逃げても無駄ですよ。

ケチョンケチョンに言いたい放題言ってしまいましたが、僕がやりたいわけじゃないからね。僕が私利私欲であなたを攻撃してるわけじゃないから。次の時代(era)はどうせくるから、しょうがなくやってる。ムハンマドみたいなもので、代弁者にすぎません。もっというと国家公務員みたいなもんですよ。国税局の職員みたいなもんなんで、キュアロランバルトさんに関心があるわけじゃないから。

スーパーミラクル上智生とかに特別関心を持ってるわけじゃなくて、あなた達みたいな人って全員死にますよねっていうことを確認しに、お電話して伺ってるだけなので。そのへん勘違いしないでほしいですね。以上です。

 

 

 

ご購入はこちらから↑

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?