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私のカメラ機材たち おまけ

私のカメラ歴は=ネイチャーガイド歴で、
鳥を綺麗に撮りたくなったことと、
仕事で自分の写真を使いたかったことが
カメラの購入に至ったキッカケ。

↑自分が使う資料に載せる写真は
やっぱり自分のがいいなって。

昨日の記事で紹介したOM-1が
私の今のメインカメラなんですが、
前機のE-M5 MarkⅡも合わせてOM SYSTEMは
まだ1年ぐらいしか使用していません。

ちなみに、OM SYSTEMへの乗り換えが
noteの投稿を始めようと思った
キッカケの一つだったりします。

せっかく本格的なカメラで撮影するなら
ちょっとぐらい自分の写真を見てもらう場が
あってもいいかもなと思ったわけです。

では、乗り換える前はどこのカメラを
使っていたかというと、

PowerShot G3X

Canonのカメラを使用していました。

これはコンパクトデジタルカメラという部類で、
レンズ交換がいらない(できない)カメラ。
全然コンパクトではないけどね笑

私が初めて購入したカメラで、
発売直後の2015年7月に購入してから
去年の10月までの丸8年使い倒してきたので、
私のガイド人生のほとんどを共にしています。

一度水没させて初代はお釈迦にしましたが笑
二代目を購入するほど気に入っていて、
とにかく使い勝手がめちゃくちゃ良かった。

今のカメラは色んなシーンに対応する為に
レンズを4本も携行しているわけですが、
なんとG3Xはこの1台だけでレンズ4本分と同等の
焦点距離をカバーしてくれるんです。

苔の花と雪の華(2017)
この時以来上手く撮れてないシーン

こんな近距離のマクロ撮影から

ヤマザクラとヒヨドリ(2018)
花粉で汚れた嘴がチャーミング

中距離の野鳥撮影も

ニホンカモシカ(2016)
頭の上にびっくりマークが見えそうな表情

遠距離の野生動物の撮影も
たった1台でなんでもこなしてくれる
スーパーカメラでした。

一眼レフ機に比べれば画質は劣りますが
趣味の範囲で楽しむには必要十分。

画質の劣りを補って余りあるくらい
感じていたG3X最大のメリットは
撮影チャンスを逃しにくいことでした。

奥入瀬渓流をじっくり歩きながら
樹木、花、苔、シダ、キノコ、野鳥などなど…
色んなものを観察するわけですが、
苔に注目していたら頭上に希少な猛禽類が…!
みたいなことがよく起きるわけです。

そんなシチュエーションでは今のカメラだと
大急ぎで超望遠レンズに付け替えるわけですが、
当然のごとく猛禽類は待ったなしなので
付け替え終わってカメラを構える頃には
もうその姿は遥か彼方…

ところがG3Xだとボタン一つ、ズームするだけで
至近距離の苔にも遠距離の猛禽類にも
素早く対応することができていたので、
貴重な撮影チャンスを逃しにくかったんです。

ガイド中にもとっても重宝していて、
見つけた野鳥を素早く撮影して
液晶でお客様に紹介するということも
よくやっていました。

今はというと、今日はカモシカ出そうだなぁ…
という何の根拠もない勘のレンズ決め打ちで
ガイドに出ています。
ガイド中にレンズ4本も携行できないわけです。
もちろん勘はほとんど外れます笑


そんなわけでとても気に入ってたんですが、
悲しいことに製造終了してしまっていて、
今では中古品しか手に入らないんです泣

今でも新品が手に入るなら超自信を持って
オススメできるカメラなんですけどね…。

Canonさんが後継機を出してくれていたら
OM SYSTEM使ってなかったかも?


とはいえ、他にも似たようなスペックの
カメラはいくつかあるので、
なるべく色んなものを撮影したいけど
荷物が増えるのは嫌だし、出費も抑えたい。
プロ並みの画質までは求めない。
そんな方にはマクロも超望遠も1台でこなせる
コンパクトデジタルカメラがオススメです。

↑うまい具合にまとめられてて分かりやすいかも。


自然を楽しみながら撮影もしてみたいんだけど、
どんなカメラがいいのか分からない…という方に
少しでも参考になっていたらば幸いですm(_ _)m




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