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脂肪が脳を操るなんて

今日は「脂肪が脳をコントロールしている」というお話をしたいと思います。


どゆこと?


脂肪というのは悪いものだなってイメージがなんとなくあったりしたんですが、


NHKの番組を見てて、考えが全然変わったりしたんです。


脂肪というのは、いっぱいあると「体によくないな…」っていうのは、皆さんもわかると思うんですけど、


逆に全く脂肪がないってなると大変だったりしちゃいます。


これは脂肪萎縮症という病の子供の患者さんがいて、どういうことになるのかっていうのが言っていた。


脂肪萎縮症の患者さんは、脂肪がゼロみたいです。


全く脂肪が体に蓄えられない。


だから、


この子がどういうことになったかというと、


常に食欲が旺盛で、食べ物があったら食べまくる。


もう我慢できない。


暴れまわって、とにかく何か体内に取り入れたい。


蓄えたいっていう気持ちが強いのか、食べ過ぎちゃうみたいなんですね。


脂肪が蓄えられない体なので、いくら食べても脂肪を蓄えられないために、食べ続けてしまうんです。


つまり、


脂肪がないから食べ続けてしまう。


で、


ほとんどの人は、食べ物を食べすぎると、「もうお腹いっぱい…」ってなるんですけど、


それは脂肪があるから食欲を抑えられるそうなんです。


なので、


人がご飯を食べ過ぎないってことは、脂肪のおかげだった。


で、


この脂肪を抑える物質のことをレプチンといいます。


脂肪が蓄えられない、脂肪萎縮症の子供は、このレプチンが出ない、ということが分かってます。


簡単に言っちゃうと、


要はレプチンは「もうそんなにエネルギー取らなくていいよ!」っていう物質。


このレプチンが脳に行って連絡するんですね。


「もう食べる必要ないよ」って伝えるのがレプチンという物質だったりする。


それで、


太ってる人の話になるんですけど、この太ってる方っていうのは、


油物をよく食べてたりしちゃうそうなんですね。


油物をいっぱい食べると血管内が油まみれになってしまって、連絡がかりのレプチンが脳に「もうエネルギー取る必要はないよ!」って連絡できない。


だから、どんどん食べちゃ。 


ということがわかっています。


今日のお話をまとめると、


脂肪と聞くと、なんか悪いものだな、みたいなイメージがあったりしちゃいますけど、


実際には脂肪というのは人間に必要不可欠な物というのがわかります。


脂肪っていうのは、何が悪いのかというと、


脂肪を体に溜め込みすぎちゃう。っていう事が悪かったりするんです。


脂肪自体は悪くないということなんです。


・脂肪細胞があるからこそ、ご飯を食べ過ぎないっていうことができていたする。


・脂肪を蓄えることで、生存に有利になったりする。


・貯金みたいに、ある程度の脂肪を蓄えておくことで何日も食べずに生きられるのも脂肪のおかげだったりする


ちょっと脂肪っていうイメージを変えることができたら嬉しく思います。


本当に物事はいろんな視点で見るべきだなと思いました。


それではまた!

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