話題のニュース(2024.5.22 水)
日付を入れながら「ああ、もう5月も終わりになるんだな」と実感。
愛媛勤務から郷里の広島に異動になって2ヶ月。
まだ何処となく旅先に居るような感覚が拭えないが、日常に於ける違和感は春先よりずいぶん減ったように思う。
体感ベースだが広島はやはりスピードを出すドライバーが多い(高齢者運転が愛媛よりかなり少ない)反面、原付バイクの無謀な運転はほとんど見かけない。
信号無視も愛媛とは比較にならないくらい少ない。
一長一短だが、無謀運転や信号無視は死につながるので、そう言う意味では広島の方が走りやすい(ただし交通量は圧倒的に多い)。
今日のニュース
noteを書いていて前から「ニュースについて私見を書いてみたい」という気持ちが強かった。
勿論「ネタに困らない」というメリットがあるのだが、自分はどう考えたかという点を記録としてアウトプットしておきたいというのも大きい。
書いたものを後々読み返したりする事が多いので、その時々の判断を記録しておきたい。
古谷徹氏(声優)の不倫報道に対する謝罪
超がつくほどメジャーな声優である氏。
御歳70歳。昨年9月までの四年半、37歳歳下の女性と不倫関係があり、その期間中に暴力と妊娠と中絶があったと報道された。
これに対し事実であり、相手女性と声優としての自分のファンに対して謝罪を述べるとともに償いを続けていくというコメントが発表された。
混乱しやすいので整理する。
◯2019年3月〜2023年9月 期間4年6ヶ月の不倫関係
◯古谷氏 65歳8ヶ月〜70歳2ヶ月
◯女性 28歳〜33歳(推定 誕生日不明のため)
◯元々女性は古谷氏のファンであり、古谷氏からコンタクトを取り不倫関係に至る
◯古谷氏の婚姻歴
元妻→2歳歳下。声優 1976年に結婚 1983年に離婚 。
現妻→2歳歳下。声優 1985年に「ストップひばりくん」で古谷氏と出会い結婚現在に至る。
子供→1992年に男児が生まれる。その後、女児も生まれるが生年月日不明。
注目したポイント
初婚も再婚も二つ歳下の同業者という事で、幅広くあちこちで手広く遊ぶような派手な交友関係を持っていないと思われる。
また仕事をする中で少しずつ気持ちが近付いていくようなスロースタート型であると思われる。
仕事の取り組み方は「キャラクターの背景含めて情報は全てインプットする」とし、ポーズなども自分で体現するような憑依型。
現在の奥様が古谷徹氏に最初に抱いた印象は「つまらない男」との事で、平素は比較的地味なタイプと想像できる。
考察
「つまらない男」という第一印象から、バツイチ男性と結婚することを決意させるという逆転劇がそこにはあったという事に着目したい。
また現奥様はその時に古谷氏の願いで声優を辞めている。
夢を捨て、つまらない男と思っていた相手と結婚に至らしめるような魅力がある訳だ。
元々はお母様の意向で子供時代に劇団に所属していたのが彼の人生の原点だ。演技(他者を演じる)という点では、それは今も変わらない。
演劇の世界も声優の世界も途轍もなくライバルの多い世界なのは周知の通り。その中で未だに現役で一線を貫くというのは生半な努力ではないはずであり、直向きさも強いのだろう。
不倫関係の相手の年齢はご自身の息子さんと同い年だ。
37歳の歳の差不倫というのは、なかなかに稀有である。
その歳の差を持ってしても相手の心が奪われる魅力があるということだ。
また妊娠中絶があったという点も驚く。
65歳を越えてから相手が懐妊しており、男性としての現役感に少し驚くとともに避妊をするなどの配慮に欠けている点も気になる。
また相手は28歳から33歳という「結婚を意識する年齢」であり、その期間を不倫で繋ぎ止めるという点は男として情けない判断だと言える。
自身からアプローチしており、相手の婚期に影響を与える事より自身の(悪く言えば)欲望を達成する事を選択した事は否定できないだろう。
私の判断
私なら少なくとも堕胎は選ばない。どうなるにせよ全方位に事実を公表し、判断を委ねる。
最優先すべきは命であり、そこだけは貫きたい。あとは全財産無くなろうが刺されようが甘んじて全て受け容れる。
ただ少なくとも、相手の人生を悪くするような交際(婚期を奪う)は最初から選ばない。
有名人の不倫はとかくマスコミのネタになりやすく、部外者から散々こき下ろされるものだが私は別に不倫がどうだこうだとは思わない。
そんなもの本人同士が勝手に判断すればいいだけだ。
それを否定できるのは被害を被る人だけであり、我々はそこに言及する立場にない。
今回の件で奥様はきっとかなり胸を傷めておられるだろう。我が子と同い年の女と4年半も情事を重ねて、堕胎までさせているのだから心中察して余りある。
かと言って、離婚するか?となると年齢的にも(68歳)その選択はし難いだろう。恐らくは家庭でも悪い旦那さんではなかったのだと思う。
今回の件で今後の後期高齢者としての日々を悶々として過ごさなければいけないのは実に可哀想だとは思うが、捨てられた不倫相手のことを思うとまだマシなのかも知れない。
古谷氏については年齢的にも恐らく今後は仕事は激減するだろう。ニーズ云々ではなく、各社のコンプライアンスが許さないはずだ。
とりわけファンありきのビジネスなのだから、彼らの純粋な気持ちを裏切った70歳の声優を使うのは憚られるだろう。
不倫相手は貴重な四年半を失い、妻は今後の心穏やかに送るはずの隠居生活を失い、本人はレジェンドとしての信頼を失った。
なんともやるせないニュースだ。
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