愛媛で楽しみたい事!
いよいよ4月となり、新天地かつ故郷である広島での新生活がスタートした。
皆様に置かれても、始まった物事や変化した物事が様々お有りの事だろう。
過ぎた時間を取り戻したくて手を伸ばしてみるものの、届きそうで届かない寂しさを感じる事もあるだろう。
私にしてみても、松山市を離れて3日が過ぎたのだが朝目が覚めた時に天井を見て、見慣れない景色を理解し、一抹の寂しさを未だに拭えずにいる。
しかし「女々しさとは男の為の言葉」という言葉を旗印に、既に離れた愛媛の楽しみを未練たらしくご紹介したい。
①キャニオニング(面河渓)
キャニオニングという遊びがある。これは選ばれた地形じゃないと出来ない遊びなのだが、愛媛県ではしっかり楽しめる。
幾つかの運営会社さんがあるのだが、全て「手ぶら参加」可能だ。ウエットスーツからお弁当まで全て用意してくれる。
愛媛県の面河渓の滑らかに削られた川床があってこその、天然のウォータースライダーが楽しめる。
数人で申し込むのが良い。相当楽しいので一生の思い出になるだろう。
②天体観測(久万高原天文台)
久万高原天文台での天体観測は、愛媛の人でもほとんどの人がご存知ない。
天体観測に必要な条件(雨が少ない、周りに都市がないなど)を国内でも最高ランクに兼ね備えた立地なのが久万高原天文台だ。
そして予約制ではあるが、週に3回ほど大人500円という格安参加費で、この本格的な反射望遠鏡で天体観測(もちろん係の人が全てナビゲートしてくださる)が体験できる。
肉眼の7000倍の世界だ。季節により見える星は変わってくるが、アンドロメダ星雲やその他とんでもない星々を観測させてくれる。
個人的にめちゃくちゃオススメ。
③四国カルスト
もはや有名で説明も不要かと思うが、四国カルストは行っておきたい。
空が恐ろしく近く感じる場所だ。そこら中に白いカルストを見る事が出来る。
このカルストを雨水が通る過程で水は濾過されつつカルシウムを含む。
これが仁淀川の青さを形成する仕組みだ。
山頂は愛媛と高知の県境を跨ぐため、半身は愛媛、半身は高知という映え写真を撮ることもできる。
④瓶ヶ森
石鎚山は西日本で一番高い山であり、山体信仰の対象としても有名なのだが、頂上を目指すのはなかなか骨が折れる。
ロープウェイを使ったとて、慣れてない人には相当にハードだ。
その点、石鎚山系の瓶ヶ森は初心者でも問題なく登頂可能な絶景スポットだ。
石鎚山スカイラインから登山口まで車で行ける。
駐車場から、ぼちぼち歩いて約1時間もすると到着できるはずだ。
石鎚山からの景色はとても雄々しいのだが、瓶ヶ森の景色は逆に母性を感じる柔らかで滑らかな絶景だ。個人的に石鎚山よりこちらの方が私は好きだ。
運動に自信がなくとも、ちょっとしたハイキング気分で行けるので、試してみて欲しい。
⑤石鎚山
瓶ヶ森で楽勝だったなら、やはり石鎚山もトライしたい。
個人的にはロープウェイ側より、石鎚山スカイラインの土小屋からスタートする方が登山感があってオススメ。
登山の知識として100m登ると気温は0.6℃下がる。
石鎚山の山頂は松山市より約12℃低いので、とにかく上着は持っておこう。10月には山頂付近は凍ってるので要注意。
⑥遊子水荷浦の段畑(ゆす みずがうら)
宇和島市の遊子にある段々畑の総称だ。
マチュピチュに行ったことはないが、たぶんマチュピチュもこんな感じのはずだ。
みかんの生産のため立体的に畑が作られており(というか地形的にそうせざるを得なかった)、実に美しい段々畑を見る事が出来る。
夏にかけてじゃがいもなどの花が咲く頃が見頃なので、覚えておきたい。なお、日陰が一切ないので猛暑要注意だ。
⑦駅(下灘 梅津寺 高浜)
愛媛の駅はとても絵になる。
下灘駅はかつて「海に一番近い駅」と言われていただけあって、そのビューはロマンチックだ。
日中は観光の人が多く、撮影も順番待ちになるので個人的には朝がオススメだ。
太陽が背中側になっており、山で光が遮られてるため写真のような絵が撮れる。太陽が差し込むと撮れないので、朝一もしくは夕景がオススメだ。
梅津寺駅は松山市にあるのでとても行きやすい。
かつての名ドラマ「東京ラブストーリー」のロケ地としても有名で、下灘に負けないビューポイントだ。
太陽の位置をあれこれ駆使してかっこいい写真も撮れる。
また梅津寺の次の駅である高浜もとても良い。
高浜公民館横の大きな駐車場に車を停めて、ブエナビスタさんというお店に向けて進もう。とても絵になる被写体だし、踏切もあるので電車が来ると最高にエモい絵になる。
愛媛の魅力はこれくらいでは語り尽くせないのだが、その一端に触れる事が出来る場所をご紹介させていただいた。
ご参考くだされば幸いだ。
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