計画を立てるのが苦手な人に試してもらいたい最初の一歩
人には誰でも苦手なことがあります。
今日は、ぼくの苦手な「計画」について書いてみます。
そんなに計画立てられない人いる?っていうのを見てもらって、
苦手なことへの向き合い方の参考になったらいいなと思います。
「計画性をもって取り組みましょう」
小さな頃から何度も言われてきましたが、ぼくにとってはかなり難しいことのようです。
社会人として働き始めた頃は、特にその特性が現れていました。
・明日の勤務を把握してない(シフト制なのに)
・お店の予約を取らない
・期限内に課題を提出できない
・仕事の組み立てができない
こんななので先輩方にはめちゃくちゃ迷惑かけてました。
学生の頃は、その日暮らしでしたし、予定や計画を立てられなくても自分に返ってくるだけでしたが、
働き始めてからは、いろんな人に迷惑をかけてしまい、このままではマズいと強く思った経験があります。
さすがに、なんとかしないといけないと思い、克服しようと努力しました。
しかし、どんなふうに努力するべきか分からず、
ただただ気合と根性で向き合い続けました。
カレンダーを開いて腕を組み、長い時間にらめっこです。
こんなに頑張っているのに全然できるようにならない。
ずっと一生懸命漕いでいるのに、前に進まないような感覚でいました。
ぼくは学生の頃は特に
「できないことをできるようにする」
という努力の仕方をしていました。
5教科の成績のグラフの凹んでいる部分に力を入れ、なんとか正五角形にしようとしていました。
これってなにをやっているかって、普通の頑張りじゃ伸びない、苦手な教科に力を入れているということです。
イバラの道です。
嫌いなピーマンを、食べられるようになるまで食べ続けるというような苦行をずっとしてきました。
でも、もういいんですよ。そんなことしなくて。
嫌いなものばかり、たくさん食べたからって好きになるわけないです。むしろもっと嫌いになってしまいます。
苦手な事への向き合い方について整理してみました。
ぼくが持っていた、たった一つの方法は、
「正面から向き合って克服する。」
でも本当はもっと選択肢があります。
最高峰の選択肢は
・苦手なことはやらない。
(誰かにやってもらう)
現実的なのは
・やらなくて済む方法を考える。
・簡単にできる仕組みを作る。
このどれかに当てはめれば、苦行はだいぶ減らせるはずなんですよね。
ぼくのうまく言った事例を紹介しますね。
かなり限定的ですが、美容院の予約です。
これがぼくの計画に関する成功体験です。
ぼくは予約するのが苦手なので、
そろそろ髪を切ってもらわないとボサボサ頭になってきたなと気がついたところから、スタートします。
行きつけの美容院の予約アプリを起動すると、
近い日付の予約はびっしりと埋まっているんです。
となると、一週間後
ムムム。
予約の空いている日とシフトが合わない、
再来週かあ・・・
ボサボサ頭どころじゃないな
もうちょっと早く予定立てればよかったなあ
でした、
改善策は、ずばり
「髪を切ってもらった日に、次の予約をとることです。」
なんだそんなことかと思いますが、
ぼくはこれまでやってこなかった。
髪の毛は急成長することなく、確実に一ヶ月分伸びるんです。
一ヶ月に一回は美容院代がもったいないかあ
とか思いましたが、
やってみたらあの、
「なんでもっと早くにやらなかったんだろう」
「またやっちゃった」という
感覚がゼロになるんです。
身だしなみも整い、気分も良いです。
最近心がけている「スモールステップ」と似ているんですが。
案外ささいな行動の変化で、これまで苦しめられていたことを解消できるんだなと思います。
・苦手なことはやらない
(誰かにやってもらう)
・やらなくて済む方法を考える
・簡単にできる仕組みを作る
苦手なことに遭遇したら、このどれかで解決してみてはいかがですか?