198 note一周年
結果的にこの楽曲が今年の私のテーマソングになった感じです。
今日でnote一周年ですが、正に一寸先は闇、二日後の自然災害により単なる推しアニメの続編応援は全く意味をなさない事態になりました。そのため冬季は(吞気に)アニメを視聴する気にならず、辛うじて観たのが下記の一本だけ。
TVアニメ『メタリックルージュ』公式サイト
もう一本はノイエ銀英伝。以前本放送で観たことありますが、今回改めて一話から観る機会になりました。
アニメ「銀河英雄伝説 Die Neue These」公式サイト – 銀河英雄伝説 Die Neue These」日本テレビアニメ枠「AnichU」にて2024/1/16毎週火曜深夜25:29〜放送開始
春季になってアニメの食欲が回復しても災害ボランティアに参加したこともあり、無条件の日常の話しにはなかなか乗れなかったのでした。最たる例がユーフォ3。前々からタイトルは知ってて(3からの視聴組ですが)楽しみにしていた一本だったのですが、強固な学園生活の上でのドラマという点に最後まで乗れなかったのでした。
TVアニメ『響け!ユーフォニアム3』公式サイト
だから私にとっては同時期のガルクラ、終末トレイン、小市民の方に波長が合った感じ。『ゆるキャン△』に関しては敢えてドラマでない点に価値があると思ってます。
TVアニメ『ゆるキャン△ SEASON3』公式サイト
終末トレインは「世界なんて急所を付けば簡単に壊れる」というメッセージが私にとってすべてで、どんな奇妙でぶっ飛んだ世界観でも面白く観れました。
オリジナルTVアニメーション『終末トレインどこへいく?』公式サイト
小市民はその不穏さに他のアニメにないロックを感じ、面白く観れました。そして終盤、どうも小山内さんの捨て身、なんかあると思うことが出来て第二期が楽しみです。
TVアニメ『小市民シリーズ』公式サイト
そしてガルクラ、どうも能登に足しげく通っていた私の癒しになってたよう。「仁菜や桃香さんも頑張ってるんだから自分もやってやる!」と。だから今年の私の一番のアニメになりそうなものですが、そのテーマ、劇中バンド、そして現実でも活動しているトゲナシトゲアリの楽曲があまりにも(従来の)私好みであるため、私にとっては「定義を拡大/破壊する」という意味でのロックではなかったのです。でも私の大事な一本であるのは変わりありません。
アニメ「ガールズバンドクライ」公式サイト
ガルクラ熱が終わった後、夏アニメは私にとってはロシデレとなれなれが印象に残ってる。
なれなれはもっと登場人物を絞ればテーマが明確になってもう少し耳目を集めることが出来たかも知れないけど、人物描写に関しては一人ひとり雑に扱ってない点に好感が持てる。最後の展開も私は納得できたし。
TVアニメ「菜なれ花なれ」公式サイト
ロシデレは私にとって夏アニメの最大の収穫。延期する前から楽しみにしてたけど美少女動物園であっても一癖も二癖もあるキャラクターの物語を目一杯楽しみました。放送終了後原作を買い、その違いにアニメ化という作業の凄味を実感したものです。
TVアニメ「時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん」公式サイト
そして終わって間もない秋季アニメ。やはり『アオのハコ』とチ。が凄すぎました。前者は青春が箱庭であること、ある種のもろさがあることをしっかり描き、後者は地球を知ることには血が伴う時代、それでも好奇心を抑えられない人間の物語が魅力です。
①TVアニメ『アオのハコ』公式サイト (aonohako-anime.com)
②TVアニメ「チ。 ―地球の運動について―」公式 (anime-chi.jp)
しかし私にとってはやはりぼざろの二本。
「劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく!」公式サイト
まず前編のOP曲名、月並みに輝け、にやられました。そして歌詞の冒頭、
天才だって信じてた バカみたいだ
これがロック、ロックの歌詞以外の何物でもないです。そして内容もテレビシリーズで既知にも拘らずRe:はぼっちちゃんの成長物語として完成され、後編のReRe:はぼっちちゃんと喜多ちゃんの物語として素晴らしく思えました。しかもぼっちちゃんが自ら窮地を脱したのはその場しのぎの臨機応変、正にロックな方法でした。
確かにロックに夢を託すことはもうできない。しかし時代を切り開くのはやはりロック精神、その精神へのエールが劇場版ぼざろであり、私にとってのその実践が能登通いなのです。