褒められて伸びる子
獅子は谷底に子供達を落として這い上がってきたものだけを育てる、と聞いたことがあります。(そんなことはないのですが)
人間の育児はああでもない、こうでもないと試行錯誤が止まりません。
これが良いと言われればそれっとばかりに飛びつきますし、それは昔の話で今はこれがスタンダードといわれればそれに倣う。
日本の育児、外国での育児など比較する対象を広げていけばとどまるところを知りません。
厳しく指導されて、なにクソ!!と奮起してもっと頑張るか。
やさしく諭すように気づかせてくれる指導なのか。
けなすか、褒めるか。
乱暴に定義するとそうなるのではないかと思います。
わたしは断然褒めて欲しいタイプです。
褒められて伸びる子です。
褒められて鼻が伸びるのもまた良し。
気持ちよく伸びても伸びっぱなしで折られるかもしれませんし、気づいたらしゅるしゅると元の鼻の高さに戻っているかもしれません。
うん、自分なかなか悪くない。
イイじゃない?
そんなふうに自分にグッジョブと親指を立てる機会があまりにもなかったから、誰かに褒められるのがしあわせなんです。