見出し画像

目標達成している人の考え方のアルゴリズム

今回も私がお世話になっている書籍である『時間最短化、成果最大化の法則』より学んだことを共有させていただきます。


何か問題が発生したとき、解決する方法は2つある。
1つは、原因を考え、それを解消する「原因解消思考」。
もう1つは、最終的にどうなりたいかから逆算して考える「最終目的逆算思考」だ。

『時間最短化、成果最大化の法則』より

以下は本の要約ですが、2つの違いを説明します。
まず、原因解消思考はその名の通り、何か失敗した時には「なぜ失敗したのか」の原因を考え、それを解消しようとします。
それに対して最終目的逆算思考は「結局何がどうなりさえすればいいのか」という最終目的を特定し、そのための行動を起こします。

最終目的逆算思考のやり方は、「着眼法」と「苦情法」の2つがあります。
着眼法は、成功例や成功者に学ぶという方法です。
苦情法は最終目的を念頭に、どんな課題があるのかを考えるという方法です。
この2つの方法で出てくる答えは違うので、より簡単に目標達成できる方法を選ぶことができます

ここまでが本の要約です。


実はこれ、私は最近までがっつり「原因解消思考」でした。
「なんで失敗したんだろう?」を考え始めると、その失敗した部分の解消をすることが目的になってしまって、本来の目的から離れてしまい、結局遠回りをしてしまうということがあります。
なので時間がかかってしまいがちでした。

ただ、この本を読んでから「最終目的逆算思考」と「着眼法・苦情法」を知り、普段の業務にも落とし込んでいます。

例えば、本当に小さなことですが、データの取り込みの方法を様々試してみたもののうまくいかなかった場合、
以前の私ならその失敗した方法の原因を調べてそこに対するアクションを試みる、という方法を取っていました。
(これで解消するなら一番いいのですが、たいがいそういうのはまた失敗するという現実。。)

しかしこの本を読んでからは、できている人にやり方を聞いて(時には画面を見せあいながら)進めたり、私のPCのパワー不足が課題として考えられたのでハイスペックPCを持っている同僚に協力を仰いだりしています。

上記の私の例は正直あまり模範例ではないかもしれませんが笑。

原因解消思考が悪いというわけではないのですが、原因を解消しようとすると迷宮入りする可能性があるのが怖いところです。
私の例でも、結局データが取り込めない限りその後に続く業務が進まないので、その部分の解消に躍起になってしまっていました。
でも最終目的逆算思考で考えれば分かる通り、その業務を自分自身の手だけで解消する必要はなく、すでに成功している誰かのやり方を真似したり頼ったりすることで目的を達成することができるのです。

私はこの点からもう一つ思い知ったことがあります。
それは「自分の思いつく方法や考え方なんてちっぽけなもので、成功している人や頼れる人がいるなら頼るべき」ということです。

もうすでにこれができている人であれば問題ないと思いますが、「自分一人で仕事を抱え込みがち」な人は意識してみたら自分がすごく楽になるかもしれないです!


今回はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました!

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集