96.実家の生前整理。87歳母は「あれは買ったんちゃうねん。もらってん」
実家の生前整理は、体力があるうちに、元気なうちに。これはマジです。必要になったときには、体が言う事をきかないってオチになります。
87歳母は、綺麗好きなんだけど、
とにかくモノをため込む。
捨てずにとっておく。
ってか、捨てられない。
その結果、実家は、モノで溢れています。例えば、トイレットペーパー。
地震の時、タンス倒れてけーへんように、って。
それは無理があるやろー。
この山が他にも4つほどあります。次は、石鹸。
母が入院したとき、87歳認知症父から「石鹸がなんぼ探してもないねん」と言われ家じゅう捜索した結果、玄関の靴箱に収納されていました。なんで石鹸やのに、玄関に置いてんねん。
そら、見つからんわ。
そして、極めつけは、
そう。砂糖です。一列目だけでなく、二列目にも同量以上の砂糖が山積みになってます。
どーすんの、これ?
道の駅で「〇〇ばあちゃんが丹精込めて作った手作りジャム」って売りだすつもりなん?
母が入院中に、この砂糖の山を私が見つけて、
「もう、砂糖買ったらあかんよ。」
と釘をさすと、
「分かってる。ちゃうねん。」
何が、ちゃうねん。やねん。
「あれはな。ほら、銀行とかで景品貰うやろ?それやん。それをずーっと置いといたら、あんだけ溜まってんやん。そやから買ったんちゃうねん。」
自分が買い溜めたというと、私に怒られると思って、苦し紛れの言い訳を絞り出したんだろうけど、
んなわけ、ないがな。
銀行なんて、遥か昔の古代から、何十万円預けても、ティッシュ一袋しかくれへんのぢゃ!最近は、それすらないんや!
と心の中で大きく突っ込んでおきました。
実家の生前整理は、親子ともども、元気ではつらつと動けるうちに、始めましょう。
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