18.デスク周り終活第9弾~限度額適用認定証って、なに?~「2分で読める終活、はじめのだいいっぽ🐾簡単終活マニュアル」
今日のデスク周り終活は、「限度額適用認定証って、なに?」です。なぜ一連のシリーズが「デスク周り終活」となっているかと言うと、私の机の上に、限度額適用認定証が挟まっているからです↓↓
今日の本題の前に、前回の「17.これだけは知っておきたい高額療養費制度の落とし穴」をおさらいしたい方はコチラをどうぞ↓↓
今日のテーマは、「限度額適用認定証って、なに?」です。医療機関や薬局の窓口で支払う医療費が1か月(歴月:1日から末日まで)で上限額を超えた場合、その超えた額を支給する「高額療養費制度」というものがありますよ、と前回お伝えしたのですが、「高額療養費制度」は、
一旦自分で全額を支払い、上限額以上の医療費が戻ってくる
という制度で、戻ってくるまでに数か月かかります。えぇ~、じゃあ、
上限超えた医療費払わなくてすむ方法ないの?
という声に応えたのが、「限度額適用認定証」。文字通り、限度額を適用してくれる認定証なので、病院の支払い時にこの認定証を出せば、上限を超えた医療費は払う必要がありません。ちなみに、ボリュームゾーンで行くと、69歳以下で、年収約370~約770万円の方の場合、下の図の「ウ」の区分となり、1か月の医療費の上限は、80,100円+(医療費ー267,000)x1%となります。計算が、面倒くさいので、ざっくり8万円ぐらいがひと月の医療費の上限って理解で大丈夫です。
ただ、この限度額適用認定証は、支払う前に、あらかじめ取得しておく必要があります。取得方法は、まずご自身の保険証を確認しましょう。
国民健康保険なのか?協会けんぽなどの保険組合なのか?
国民健康保険なら、市役所の保険課あたり、それ以外は、それぞれ保険証を発行している保険組合や協会(保険者)に限度額適用認定証の交付を依頼します。
もちろんこれも、その場ですぐ交付してくれるわけではないので、入院が決まった、高額な治療費がかかりそう、とわかったら、すぐ申請しましょう。ちなみに、我が家の場合は、申請から約1週間で郵送されてきました。
交付された限度額適用認定証を会計時に見せると、上限を超えた金額は払う必要がありません。立て替えるよりずっといいですよね。ひと手間で負担額が減るので、高額な医療費になりそうな方は、是非使ってみてください。
次回は、「医療保険の入院給付金の落とし穴」についてお話します。
前回のおさらいをしたい方はコチラをどうぞ↓↓
このnoteは、一個ずつ実践していけば、いつの間にか自分の終活ができちゃうっていう終活やってみたnoteです。「これ分からん!」「コレ教えて!」など、コメント欄に書いていただけるとめっちゃ嬉しいです😁
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