鬼滅の刃に見る死生観~我妻善逸2
「心の中の幸せを入れる箱に穴が開いているんだ。どんどん幸せがこぼれていく。その穴に早く気づいてふさがなきゃ満たされることはない。」
鬼滅の刃17巻 145話 幸せの箱 我妻善逸
かつて兄弟子だった獪岳と直接対決したとき、善逸がつぶやいたセリフ。
人間の欲には、限りがありません。一つ願いが叶うと、また次の欲望が湧いてくる。この状態を、お釈迦様は、
「渇愛」
とおっしゃっています。
海には無限に水がありますが、塩水なので、「のどが渇いた」といって海水を飲むと、塩分でまたのどが渇いてしまいます。人間の欲望もこれと同じで、望みが叶っても、また何か別のものが欲しくなります。
同じ境遇でも、幸せだと思うか、まだ足りない不幸せだと思うかは、その人次第なんだということを善逸は知っていたのですね。足るを知るということでしょうか。
鬼滅の刃には、本当に教わることが多いです。
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終活って、ひとりでやろうとすると、途中で挫折したりします。趣味:終活って言ってる終活プロデューサー(終活P)の私を頼ってください!多分お役に立てると思います。