19.書棚終活第1弾~医療保険の入院給付金の落とし穴~「2分で読める終活、はじめのだいいっぽ🐾簡単終活マニュアル」
前回までの「デスク周り終活」に続いて、今回からスタートするのは「書棚終活」。初回は、「医療保険の入院給付金の落とし穴」です。まあ、落とし穴っていうほどでもないんですが、「うわぁ、マジか。知ってたらなぁ。」という事例があったので、ご紹介します。
今日の本題の前に、前回の「18.限度額適用認定証って、なに?」をおさらいしたい方はコチラをどうぞ↓↓
今日のテーマは、「医療保険の入院給付金の落とし穴」について。ここ数年のうちに新しく医療保険に加入した方は、ほぼ入院当日から給付金が下りるようになっています。下の写真は、私が入っている医療保険です。主契約(日額)となっているものが、入院したときに払われる入院給付金で、入院初日から給付されます。
ちなみに、私がこの保険を契約してから病気で入院したことはありません。
保険料もったいないじゃん
という気持ちもありますが、私は、旅行などの
楽しい目標のため
には、食を減らしてまでもお金を貯めることができますが、病気や職を失うなどの
もしもの時のため
には、お金を貯められない性格なので、保険という商品は、そういう私にはピッタリな「もしも対策」なわけです。
しかし、数十年前に契約した古い医療保険だと、〇日以上入院しないと給付金がもらえないんですよ。例えば、下の写真の青い四角で囲んだ部分↓↓
入院(5日以上)となってますよね?これは、入院しても、すぐに給付金が支払われるわけではなく、5日以上入院しないと給付金がもらえませんよ。ってことなんです。
いやぁ、5日以内に退院なんてないっしょ。
って思った、あなた。甘いです。今や、手術しても10日前後で退院する時代なのです。「17. 高額療養費の落とし穴」でもお話しましたが、
うちの主人は、大腸がんの手術をしてもたった11日で退院しました。
高校時代の友人は、子宮筋腫の手術をして5日で退院しました。
知人は、骨折して入院したけど、数日で退院したので、入院給付金がもらえませんでした。
その知人が入っていたのが、数十年前に契約してずっと使っていなかった保険。つまり健康だったから、保険を使う機会がなく、いざ使おうと思ったら、1円ももらえなかった、っていうのが現実です。ちなみに友人の保険の保障内容は、
入院11日目から給付
でした。20年以上前の保険だったら、十分あり得ます。ですので、
ずっと健康で
今まで入院なんてしたことがない
という人ほど、ずっと前に契約した
医療保険の保障内容を確認してください!
次回は、「生命保険の受取人(結構重要)」についてお話します。
前回のおさらいをしたい方はコチラをどうぞ↓↓
このnoteは、一個ずつ実践していけば、いつの間にか自分の終活ができちゃうっていう終活やってみたnoteです。「これ分からん!」「コレ教えて!」など、コメント欄に書いていただけるとめっちゃ嬉しいです😁
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