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100.医療費が老親の家計を圧迫。とはいえ代理で確定申告するのはNGだから気を付けて。代書、代理提出はOK。

やってきましたこの季節。そう。2月と言えば、確定申告ですが、高齢の親の確定申告を子どもが代理でやっちゃうのはNGです。申告書の作成は、税理士業務なので、税理士法違反行為に抵触しちゃいます。

でも、年を取ってくると、目が悪くなったり、足が悪くなったりしますので、

細かい字がよく見えないし書けないから代わりに書いてあげる、はOKだし、
足が悪いから遠くへはいけないので、親の代わりに確定申告書を届け出てあげる、はOKです。

このあたり、拡大解釈すれば、ほとんど子どもが作って、親に見せて、「これでいい?」「うん、いいよ。」でも問題なさそうですが、一応法律上は自分でやることが前提なので、念のため注意してくださいね。

わが家では、2018年までは父が自分でやってました。その後、還付金の振込履歴が無かったので、どうやらやっていなかった様子。大体そのあたりから認知症の傾向が出てきたり、ネットが繋がらなくなったり、パソコンの調子が悪くなったりしたので、なし崩し的にやらなくなってしまったようです。

なので、離れて暮らす子世代の皆さん、親御さんが今まで出来ていたことを急にしなくなったら、それは、何かしらの異変の合図なので、注意してあげてください。

とはいえ、87歳父は、認知症になっていても、必要書類をきれいにクリアブックに整理しているので、私が手伝いに入ってもそれほど苦労することはなさそうです。

今年は、87歳母が入退院を4回繰り返し、3回の圧迫骨折をしたので、医療費が例年の数倍に跳ね上がりました。レシートを全部足してみたら、その額なんと、

409,240円

高額療養費として支給された額84,249円を差し引いても、

324,991円

も支払っています。医療費控除は10万円を超えた金額を年間所得から差し引くことができるから、天引きされた所得税が1万円以上帰ってくる可能性が高いです。

とはいえ、昨年は定額減税もあったので、計算が非常にややこしい。昨年FP2級を取得してそのあたりの基礎知識はあるものの、まだ足りない書類もあるのでちょっと頭をひねりながら進めています。

もう、こうなってくると、やっぱり必要だなぁ。マイナンバーカード。そろそろ私も作るかな(父はマイナンバーカードを作ったんだけど、私はまだ作ってないのです)。

こうやって親の確定申告を手伝うと、お金の流れや必要書類の保管場所を把握できたりするので、離れて暮らす子世代の方は、一緒にやってみることをお勧めします。

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終活プロデューサー(終活P)🌻終活とは終わりを意識して生きること。池原アニー充子
終活って、ひとりでやろうとすると、途中で挫折したりします。趣味:終活って言ってる終活プロデューサー(終活P)の私を頼ってください!多分お役に立てると思います。