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MUSIC / レコード編 其の六

はいども、オッティです。

Visco 33とBalance Washerのくだりが思いの外、親指が進んでしまいました。

いつもそう、長くなってしまいます。

引き続きやっていきますが、今回は個人的に着地した録音環境設定のポイントである針、電源タップ、録音する音量、といった部分を綴ってみたい。

また、オーディオや音質どうのこうのといった議論は上を見るとキリがなく、その人の趣味趣向、好みであり、楽しむ事が一番と考えるので、ここではあくまで一般的視点、少し突っ込んだ程度での話としてご理解いただければと思います。

いざ〜。


針に関しては単純で、いくつか針を聴き比べればその違いは一聴瞭然(一目瞭然)w。

針は圧倒的に音に違いが出るポイントでわかりやすい。

各社、また各モデルごとに特色があるため、コスパと共に総合的に判断しお気に入りの針を探せば良いかと。

もうここに関しては、この針の音で保存、録音しておきたい、好きな出音という一品に出会えればいいだけなので、是非色々と試してみてはいかがだろうか。

お気に入りの針を探す旅に出るのもまたレコードの楽しみ方のひとつかな、と。

次の電源タップは、例えばレコードを聴く環境としてレコードプレイヤーの電源、聴くためのフォノイコライザーかDJミキサーなどの電源、アンプの電源、パワードスピーカーであればそれらのスピーカーの電源×2、このあたりは最低でも電源として必要なところ。

別々のコンセントに挿してもいいが、おそらく機材周りの電源をタップにまとめて、そのタップが家のコンセントへ繋がる配線が一般的だと思う。

ここで使用する電源タップをそれなりのものにすることでノイズを軽減することが可能。

タップで変わる音の良し悪しという理由も議論が尽きないところであるが、基本的には電気ノイズの対策として考えるのが良いかなと思う。

安物の電源タップに繋ぎ無音状態でボリュームを上げて聴くと、大概"ビー"というようなノイズが乗る。

このノイズも録音に入り込むため極力ノイズが少ない方がいいに決まっている。

比較的認知度のあるオヤイデという会社がある。

こちらはオーディオ機器全般を扱っている有名企業で、ワンランク上のケーブルから電源タップ、音響に関する様々なアイテムを取り扱っている。

元々、医療に用いられる様な内部構造をベースとしているようで、無駄なノイズに関してはかなりシビアに造られているようだ。

医療においての生命維持、ヘビーな手術など医療機器のちょっとした電気ノイズなどは生命に関わることもあるため厳しい基準をクリアしたものを使う、というのが意味するところ。

そんな感じでなるべくノイズカットされタフなものを選べば良いかな、と思うがこれも好みがあるためある程度のものを試し納得であればそれでよいかなと思う。

一例として有名なオヤイデを上げたが、タップもピンキリで色々とあるので興味のある方は調べてみて使いやすいものを選んでもらえたら。

自分のセッティングなどはまたDJ編あたりで。

最後に録音する音量について。

これはもう一番わかりやすい部分で、誰もが一度は見たことがあるような音量を表示するメーター。

音が大きくなると赤く光ったりするアレ。

音楽好きな人なら見たことくらいはたぶんあるだろう。

録音する音がメーター真っ赤では音が割れてしまうので、赤が点かないギリギリのところを攻めつつ、くらいのところで録音しとけば概ねオッケー。

MUSC / レコード編 其の一に綴ったようにデジタルへと録音する際に何かしらPCでソフトを使うことになるが、PCに入ってくる音はそのソフトの画面上で確認、制御する。

ソフトにはインプット(入ってくる音)の大きさを調整する箇所があるはずだ。

または、何か簡易的なオーディオインターフェースを使う場合にはその機材そのものにメーターが付いていたりするので、そこで確認。

この場合もその機材自体にインプットを調整するツマミなどがあるだろう。

どちらにおいても最終的に入ってくる音が、前述のメーター具合になるよう調整。

録音するためのソフトの話はインターフェースなどDJとしての話にもなってくることと、自分がリッピングする際の環境に関して、PC側の要素も強いためまたの機会にしたい。

また、出力側を、入力側をどーのこーのなど、マニアックな突っ込みは面倒なので、あくまで一般的な水準での内容としてご認識、ご了承願いたい。

さて、ここまでの環境を用意して、やっと、やっとである。

やっと録音のボタンを押すことができる。

つづく〜。

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