CINEMAレポ vol.10「ゴールデンカムイ」（2024年）

「ゴールデンカムイ」
(2024年／日本)

　何か作業をするときに気に入っている映画やアニメを流す習慣があるのですが、「ゴールデンカムイ」は何度も見た作品のひとつ。
　サバイバルにバトル、アイヌ文化、歴史に狩猟グルメまで、いろんな要素が詰まっていて本当に面白い！
　そんな作品の実写化、どんなものになるの？果たして可能なの⁉︎と公開を楽しみに待っていました。

　いざ鑑賞してみたら、すごくよかった…！役者さんの演技、リアルな視覚効果、物語の構成…作品に関わった人たちの気概を感じる作品。
　改変されているシーンもあるのに「わたしこの映画もうすでに1回見たことある気がする…」と錯覚するくらいに自然な構成、再現度に感動しきりでした。

　冒頭の日露戦争のシーン。ど迫力でものすごい臨場感に圧倒されぱなし！その中で「不死身の杉元」を体現する山崎賢人くんの気迫を見て「うわー！絶対面白い！」とワクワクしたので、個人的には1番印象的なシーンになりました。
（アイヌの狩猟グルメシーンもしっかり再現されていてうれしかったな〜！好きなシーン。）

　本当に忠実に丁寧に作られているので1作目で原作3巻分（アニメは5話分？）ほどしか進んでないよう。この忠実さのまま最後まで映画を続けるなら31巻あるので、あと9作くらい…⁉︎笑
　難しいかもしれないけど、可能な限り映画でも続きが見たい！！

　原作ファンから初見の人まで、みんながまるっと楽しめること間違いなしの実写映画でした。