CINEMAレポ vol.13 「プリシラ」(2023年)
世界的ロックスターエルヴィス・プレスリーの元妻、プリシラ・プレスリーがエルヴィスと出会い別れるまでの物語。
プリシラ・プレスリーの自伝「私のエルヴィス」が原作で、プリシラの夢のような初恋とその裏の苦悩が描かれています。
映画がはじまってすぐにエルヴィスとの恋がはじまるんですが、初恋にうっとりと身を委ねるプリシラ(ケイリー・スピーニー)がとにかく可愛い〜!
好意を持っていたスーパースターとの恋、しかもまだまだ夢見る14歳。そりゃ舞い上がっちゃうよねー!画面から伝わる彼女のウキウキ感溢れる笑顔が本当にキュートでした。
そんな恋する初心なプリシラが(17歳で!)親元を離れ、エルヴィスと過ごしていく中でどんどんエルヴィスの好みや言う通りに染まっていく様子が見ていて本当に危なっかしい。
「そんな男やめときなって!もー!」とプリシラの親か友達か?みたいな気持ちが止まず。笑
プリシラをほぼ軟禁状態でコントロールするエルヴィスと捨てられないように振る舞うプリシラを心穏やかでは見ていられなかったなあ。
プリシラの苦悩を見て穏やかでいられないわたしの心とは対照的に、映画の色調が甘美で爽やかなこと!初恋真っ只中なプリシラの夢見を画面全体でも感じられるような画面作りになってます。
衣装にはシャネルやヴァレンティノが参加するなど、衣装、ヘアメイク、小道具がとにかくおしゃれで、いちいち可愛いので、多少重くなりそうな展開も物語が爽やかに進む魔法がきいててよかったです(笑)
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?