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今年度ふりかえり

今年度は、4年生の担任だった。
昨年度と違って、主任の先生がかなり放任タイプだったので、とてものびのびと過ごすことができた。これが非常にありがたかった。これからも私のことは放っておいて欲しいと思う。
さて、今年度は主任にならって、時短に全振りした1年だと感じている。他にも意識したことを残しておく。

↓昨年度

テストの採点

これまでは時間いっぱいまでテストに取り組ませ、放課後に採点、後日返却というかたちを取っていた。
今年度は、ツイッターでみたやり方を実践してみた。テストができ次第持ってこさせる→採点→返却→直しをさせるというものである。
これが最高だった。
その時間内に子どもたちはテスト直しまで終了している。私は5分間休憩のときに、テンキーを使ってシステムに点数を入力すれば、放課後業務を一切しなくて良くなった。
返却時に子どもたちにも一声かけてフィードバックができるし、私も仕事が早く終わり、一石二鳥である。
ただし、即座に採点するため、採点基準を学年で揃えたい場合などは使えない。主任と相談してからするべきだと思う。

漢字学習

ドリル学習を自由進度にしてみた。
実践は以下の書籍を参考にした。

抜き打ちテストで満点が続出することはなかったのだが、まあ、これは私の取り組ませ方が悪かったのである。

自由進度にしたことで、保護者の方から「自分のペースで頑張って取り組んでいるようです。」などと懇談で言っていただいた。合う子には合うのだろうな、という感じである。特性がある子も、やる気をもって取り組めたと思う。

子どもの声を大切にする

社会科の公開授業に当たってしまい、今年度はそれだけをめちゃくちゃ頑張った。教頭先生に色々言われて正直辛かったのだが、社会科の単元構想のあたりは自分なりに掴むことができた。

子どもたちが出した疑問から、単元の学習問題を立てる。それを解決するためには何を調べたら良いか一緒に考える。その中で何を調べたいか自分で決めさせる。

これを繰り返すと、子どもたちから「こうしたい」という声があがるようになった。うわ、これが主体的な学びってやつか、と思った。
学校生活の基本はやはり授業である。つまらん授業をすると荒れる。いかにつまらんと思わせないかが重要になってくる。指導事項はモンカが決めた押し付けなので、真に主体性をもった子どもなんぞは育たないのである。が、指導事項の中で最大限発揮できる主体性らしきものを我々が汲み取ることは必要だと思う。

いらんことは、しない

黒板メッセージは今年度やめた。大して読んでいないことが分かったからである。

帰りの会は昔からやっていない。6校時終了の時間に連絡事項を伝え、さようなら。さっさと準備して帰ってもらう。全員の帰りの用意が完了するのを待つ時間が無駄である。

大事だと思ってることは、続ける

継続して取り組んでいることは、休み時間遊ぶこと、成果物へのコメント、整理整頓である。きっと私はこれからもずっと続けると思う。

様々な職場の人間関係があるし、学校や学年によって子どもの実態は全く違う。しかし、自分の芯らしきものを大切にしながら、子どもと一緒にできることを増やしていきたい。常に謙虚でないと、教師という仕事は傲慢になってしまうのである。

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