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新蕎麦の季節に長野旅行! その1(本山そばの里/塩尻/蕎麦)

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新蕎麦の季節に長野旅行!
その1 https://note.com/oharan/n/n488ffdd04a06
その2 https://note.com/oharan/n/n3cf8e5e8c756
その3 https://note.com/oharan/n/n06b7458ade79


コロナ禍に突入して以降、新蕎麦時期のお決まりだった家族3人の長野旅行が全然できずにいた。

私の両親が隠居して安曇野に移住したため、色々と蕎麦の美味しい場所を教えてくれたのだが、その中に「蕎麦集落」という超絶心にグっと来る楽園があったのだ。

そこを知ってからは毎年11月に入るや否やいそいそと出掛けていたのだが、本当にここ数年巡り合わせが悪くてなあ……。

夫婦も息子も蕎麦スキーなので新蕎麦旅行が出来ないことに対してフラストレーションが溜まっており、我慢ならずに突発的に「もう明日行く!」と自家用車発進。

ところが、土曜日ということもあって中央道が激混み。3時間かかっても甲府にすら辿り着けないという酷いことに。9時前には出たはずなのに、12時過ぎにコンビニが1軒ポツンとあるだけの場所でトイレタイム。

お目当ての蕎麦集落はだいたい14時閉店で、近頃は人気になってしまって蕎麦切れで13時過ぎると早仕舞いするケースも多いので、この時点でこんなところにいたらもう「行きで食べる」のは絶望的である。

頑張ったら万が一があるかもしれないので、ダメ元で突っ走ってみたのだが、14時過ぎに長野に入った辺りで電話確認したところやはり全滅……。

これでお目当ての蕎麦集落は諦めねばならなくなったのだが、そういう状況でも代替案をすぐに出せるのがアタイである!


塩尻で一般道へ降りて走ることしばし、意外と知られていないお蕎麦の名所に到着。ここは 『本山そばの里』 といい、そばきり発祥の地とされる中山道の本山宿にあるお蕎麦屋さんだ。

とはいえ、老舗ならではの圧力を感じるようなお店ではなく、むしろちょっぴりプレハブ感すら漂う質素な建物。


お店の目の前には中央西線(中央本線・名古屋~塩尻間)が通っており、非常にのどかな風景が広がっている。時期によっては少し待つかもしれないけれども、こういう風景の中でぼんやりして時間を潰すのもオツかも。


建物の中はこんな感じ。そんなにお高くとまっているような店ではなく、町の婦人会の "おねえさん" 達が回しているような印象。

だけどね、ここがなかなか侮れないクオリティなのよ。そばきり発祥の地を名乗るだけに、ヘタな物は出せないというプライドを感じる穴場である。

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