【幸田露伴の幸福三説とブッダの話】
【幸田露伴の幸福三説とブッダの話】
どうすれば人は幸福になれるのかを考えて説かれた努力論。
そのなかの幸福になれるみっつの説です。
「惜福」せきふく 🕊
自らに与えられた福を、使い尽くしてしまわずに、天に預けておく。
その心掛けが、再度運にめぐり合う確率を高くする。
「分福」ぶんふく 👬
幸福を人に分け与えること。
自分ひとりの幸福はありえない。
周囲を幸福にすることが、自らの幸福につながるということ。
「植福」しょくふく 🌿
後世の人々の幸せのために「福の種」を植えることであり、3つの福の中でこれが最も大切だとのこと。
将来にわたって幸せであり続けるように、今から幸福の種を蒔いておくこと、精進し続けること。
過去に自らが蒔いた種が芽を出し、今の自分を創っている。
過去を書き替えることはできないが、今から良い種を蒔き続ければ、望ましい未来につなげることが出来る、と幸田露伴先生は説かれているとのこと。
いい言葉😌🍀
ブッダのことばに
『他人のしたことしなかったことを見るな。自分のしたことしなかったことのみ見よ』
というものがあります。
ついつい人は、他人にされて嫌だったこと、してあげたのに返されなかったこと、気にしてしまいがちです。
自分自身が善い行いをしたのであれば、他人にされたりされなかったことが気になっても、徳を積ませてもらったということで、その想念は手放してしまうのがいいと思います。
誰かに話してすっきりして手放せるのなら、それでもいい気がします。
それでも手放せないのであれば、やはり自分のなかに問題があるのだと思います。
手放せない自分自身のなにか、弱さに気づくために、その人があらわれたのかもしれません。
そんな自分をも受け入れられるように、と。
惜福・分福・植福を心がけ、日々を過ごせますよう🌿
感謝してNEXTね🚪