迷える仔羊は、本当を求めた
ようやく借りられた。
一番気になっている本。
野生の思考 / レヴィ=ストロース
迷える仔羊な私は、よく考えていた。
生きるとはなにか。
なにが正しいのか。
社会はこういうものだ。
よく言われたものだった。
それは、ほんとうかな。
正しいと呼ばれるものにも違和感があり、
よく考えてみたら、あたりまえに真実とされているものに大して歴史はなかったりする。
集団で思い込んでいるに、過ぎなかったりする。
宇宙にも法則があるという。
自然には法則がある。
私達の生きる社会にも法則がある。
時代や場所によって変わることのない
構造がある。
未開社会は、果たして先進国と呼ばれるの社会よりも劣っているだろうか。
私達の生きる社会とは、持続可能なのだろうか。
縄文時代は、1万年以上も続いたという。
未開社会と呼ばれる社会にこそ、もしかすると学ぶべきところがあるのではないだろうか。
ブリコラージュ。トーテミズム。呪術。
先人の智慧。
ワクワクしてしまう。
レヴィ=ストロースとマルセル・モースは、繋がりが深かった。
マルセル・モースは、人類文化学の権威であり、岡本太郎の師でもある。
レヴィストロースの説く考えも、岡本太郎の中に息づいていたに違いない。
真理への欲求。
その欲求は、神様からの最大の贈り物なのかもしれない。
私は知りたい。
どうか智慧を与えてください。
そんな想いで、この本を手に取った。
読み終わったらここに綴ります。