ロジカルシンキング、クリティカルシンキング、ラテラルシンキング、何が違う?

ロジカルシンキング、クリティカルシンキング、ラテラルシンキング――さまざまな思考法の中でも代表的な3つです。

中身を知れば別物と分かりますが、横文字ゆえになかなか違いが分かりづらかったりします。

今回はその違いをひと言で解説したいと思います。


違いを表すキーワードは考える、疑う、発想する


結論から述べるとこうです。

  • 正しく"考える"のが、ロジカルシンキング

  • 正しく"疑う"のが、クリティカルシンキング

  • 正しく"発想する"のが、ラテラルシンキング


これが各思考法の違いです。

具体的にそれぞれの思考法の特徴を見ていきましょう


ロジカルシンキングは、最もメジャーな思考法


垂直思考とも呼ばれます。

正しく"考える"――「言いたいこと(主張)」に対して「なぜならば(根拠)」を説明する思考法です。

扱うテーマ例としては、主張と根拠、演繹法・帰納法、MECE(漏れなくダブりなく要素を洗い出すこと)などです。


クリティカルシンキングは、コンサル業界では馴染みのある思考法


批判的思考とも呼ばれます。

正しく"疑う"――「本当でこれで良いか?」と前提を疑う思考法です。

扱うテーマ例としては、弁証法や背理法などです。


ラテラルシンキングは、日常でたびたび使っている思考法


一般的にはあまり知られていませんが、そのエッセンスは日常でよく取り入れられています。

水平思考とも呼ばれます。

正しく"発想する"――様々な視点で物事を捉え、自由な発想でアイデアを出す思考法です。

扱うテーマ例としては、ブレストや仮説などです。


どんな場面で使える思考法なのかを理解するのが大事


ここまで3つの思考法を触れましたが、専門家でない限り、厳密に定義を理解する必要はないと思います。

ですが、それぞれの特徴を知り、どんな場面で使えるかを理解することは大事です。

なぜなら、いくら有用な道具でも、使う場面を間違えれば使い物にならないからです。


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