Photo by noriko_v No.573 小黒恵子氏の詩-40 (ふくらむ 春) 3 小黒恵子童謡記念館 2022年11月20日 16:00 こんにちは。小黒恵子童謡記念館です。 今回も、こどものうた(日本童謡協会編)に紹介された小黒恵子氏作の詩 をご紹介します。今回は、「こどものうた」第24集となる2000(平成12)年のご紹介です。全部で142編あります。ふくらむ 春 小黒恵子春は木の芽が ふくらむお花のつぼみが ふくらむ夢の風船大きく ふくらむミーシャのおなかも ふくらんで子ねこが五ひき 生まれたよ春はおはなし はずんで小鳥のうたが はずんでママのハミング明るく はずんでさんぽの子犬も はずんでパパといっしょに はしってく春はまどが ひらいてあかちゃんのお手手が ひらいてすきな絵本をパラパラ ひらいてこころとこころを ひらいてみんなの笑顔 まぶしいな2000年(平成12年)3月15日発行 こどものうた‘00 日本童謡協会年刊童謡集 小黒恵子氏は、編集委員になっています。下記は「あとがき」です。 春たけなわ、通算24冊目の年刊童謡集「こどものうた’00」をお届けいたします。 今回は世紀の節目2000年の出版ということもあってか、142名という多数の詩人会員のご参加があり、委員もかなり意気込んで編集にあたりました。いままであまりご参加頂けなかったベテランの詩人の方々のご参加も得られて、たいへん華やかな顔ぶれのアンソロジーになりました。また、無い様の充実、作品の質の向上というご要望にも、参加詩人の真摯なご協力を得て聊かなりともお応え出来たのではないかと思って居ります。 この童謡集のなかから、こどもたちの心へ向けて力強く羽ばたく歌が一つでも多く産まれますようにーー 秋の「童謡祭」が期待されます。 出版に当って、今年もまた、伊藤幹翁事務局長、会田佐登子事務局次長、千葉貴子さんにたいへんお世話になりました事を、感謝をこめて、ここに記させて頂きます。 年刊童話集 編集委員会 委員長 武鹿悦子 委員 生地靖幸、小黒恵子、尾上尚子 甲賀一宏、こわせ・たまみ、佐藤雅子 中村守孝、鶴岡千代子、三枝ますみ2000年(平成12年)3月15日発行 こどものうた‘00 日本童謡協会年刊童謡集 最後までお読みいただき、ありがとうございました。 次回も、「こどものうた」(日本童謡協会年刊童謡集)から、「詩」をご紹介します。(S) ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #詩 #春 #紹介 #詩人 #つぼみ #小黒恵子童謡記念館 #小黒恵子 #日本童謡協会 #年刊童話集 3