No.564 小黒恵子氏の詩-31 （ねっこのヤサイ）
こんにちは。小黒恵子童謡記念館です。
今回も、こどものうた（日本童謡協会編）に紹介された小黒恵子氏作の詩 をご紹介します。、今回は、「こどものうた」第15集となる1991（平成3）年のご紹介です。今回は、「〇〇のための詩」という風には別れていません。全部で120編あります。
ねっこのヤサイ
小黒恵子
かくれんぼしてるの だあれ
コンサイコンサイ ねっこのやさい
ゴボウ ニンジン ダイコン オカブに
ジャガイモ ナガイモ サツマイモ
もぐっていたって すぐわかる
はっぱのアンテナ めじるしよ
かくれんぼしてるの だあれ
コンサイコンサイ おいしいやさい
クワイ レンコン コンニャク サトイモ
すきなのやっぱり サツマイモ
いたずらねずみに きをつけて
おでこをけがしちゃ かっこわるい
コンサイコンサイ ねっこのやさい
かくれんぼしてるの だあれ
小黒恵子氏は、事業委員になっています。下記は「あとがき」です。
明るい光のこぼれる机上に、「こどものうた'91」をお届け申しあげます。
ことしは120名の詩人会員が、1人1編ずつ力作をもってに参加しています。この秋の童謡祭には、この作品のなかから作曲家会員が作曲して発表されるわけです。
例年のように、日本童謡協会の藤田圭雄副会長より序文をいただきました。厚く御礼申しあげます。
日本童謡協会は、社団法人になり、その組織も変わりました。これまでは、年刊童謡集編集委員会で編集しておりましたが、今号からは、協会出版事業部の「こどものうた事業委員会」となり、委員の数も増えました。以前にも増したチームワークを発揮したいと思いますので、よろしくお願い申しあげます。
この集の作品に作曲なさいました方は、お手数ではありますが、協会事務局にご一報くださいますようお願い申しあげます。いつものことながら、鶴岡千代子事務局長をはじめ、事務局の会田佐登子さん、平芙美子さんありがとうございました。
平成3年1月15日
薩摩忠、小黒恵子、尾上尚子、長島和太郎
清水たみ子、村田さち子、中山知子
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回も、「こどものうた」（日本童謡協会年刊童謡集）から、「詩」をご紹介します。（Ｓ）