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メーカーにありがちな幻想について
みなさん、こんにちは。
僕は、中小メーカーのマーケターや商品企画の担当者に向けて、商品開発やマーケティングについてつぶやくTwitterをやっています。今回はこのツイートについてお話してみたいと思います。
中小メーカーは、良いものを作れば売れる、という幻想から早く目を覚ましてほしい。良くなければ売れないけど、良いから売れる訳ではない。売れるものを作ることにこそリソースを使ってほしい😀#マーケティング
— おがわっち/プロダクトマーケター (@ogawatchi_) April 8, 2021
僕はメーカーで長く働いていますが、メーカーにありがちな幻想についてつぶやきました。
「良いものを作れば売れる」、「良いものは分かってもらえる」、「良さが伝われば売れるはず」。メーカーにいるとこんな言葉を耳にすることがあります。何となく正しいように聞こえますが、大半は間違いです。この幻想に囚われていては、売れる商品は作れません。
重要なのは、誰にとって良いものなのか、ということなんです。良いものかどうかを判断するのは消費者です。メーカーの開発者ではありません。メーカーの開発者は商品が良い悪いかを判断できる立場ではないんです。
消費者にとって良い商品とは、売れている商品です。逆に、自社商品があまり売れていないなら、それは消費者にとっては良くない商品だからだということに気づき、受け入れなければいけません。
商品の良し悪しを判断できるのは消費者だけ。それを理解したうえで、良い商品、つまり売れる商品を作ることに全力を傾けていきましょう。
それは、メーカーが考える良いものとは異なる場合が多いですし、消費者を理解しようとしなければ見つかりません。この態度が消費者視点ということであり、マーケティングマインドです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。参考になれば嬉しいです。