差別化は新規性として認知される
みなさん、こんにちは。
僕は、商品開発やマーケティングに関する内容をTwitterでつぶやいています。
特に、自分のような中小メーカーのマーケター、商品企画の担当者に向けて、実務の参考になればと思っています。
今回、このツィートについてお話してみたいと思います。
商品コンセプト調査では、使用意向と新規性を確認します。なぜ、新規性を聞かなければならないかについてつぶやきました。
商品コンセプトは、ターゲット、アイデア、ベネフィットの組み合わせで、商品が売れる理由を明確に言語化したものです。ここで気をつけなければならないのは、商品コンセプトは競合商品を考慮していないということです。コンセプトの使用意向が素晴らしくても、すでに同じような商品が発売されている、という事があり得ます。そのリスクを避けるために新規性を確認する必要があります。
お客様の商品認知は、「自分の知っている商品と何が違うか」が基本です。お客様には商品知識はなく、商品を分類するような関心もありません。自分が知っている商品をベースに、違いを比較して理解します。だから、差別化された商品は、違いが明確に感じられ、それが新しさとして認知されるんです。
お客様にとって新商品は、「新しくて魅力的」、「新しいけど魅力はない」、「新しくないけど魅力的」、「新しくもなく魅力もない」の4パターンに分かれるわけです。
自社商品が売れるためには、ニーズ応えることと、自社しか応えられないことの2つが必要です。だから、コンセプト調査では、前者を使用意向、後者を新規性という形で確認する必要があるんですね。
商品コンセプトには競合視点が無いということは、とても重要ですのでぜひ覚えておいてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。何かの参考になれば嬉しいです。
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