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自信満々なのは他人事だからかもしれない

みなさん、こんにちは。
僕は、中小メーカーのマーケターや商品企画の担当者に向けて、商品開発やマーケティングについてつぶやくTwitterをやっています。今回はこのツイートについてお話してみたいと思います。

広告代理店の戦略提案がものすごくポジティブで自信満々だったことについてつぶやきました。

まあ、よくある話なんですが、実際に自分が責任を持って戦略を考える時ってやっぱり不安です。もちろん、いろいろ考えたうえで、自分としてはこれがベターじゃないかという結論には至っています。でも、本当にそうなのか、もっと良い手がないか、何か見落としてないか、常に不安はあるんですよね。

そんな時、以前に提案をうけた広告代理店のプレゼンがめちゃめちゃ自信満々だったのを思い出しまして。そうか、当事者じゃないからあんなに自信満々で断言することができたんだなぁと、思ったという話です。

真実は分かりませんが、やっぱりクライアントと代理店では、目的が微妙にズレてしまいますよね。クライアントは勝てる戦略を立案したいけど、代理店は自分たちの戦略を採用してもらいたい訳で。

当時は、自信満々のプレゼンに、こんなに言い切れるなんて凄いなぁと感心していたんですが、その理由がわかった気がします。

これ、悪いことばかりではなくて、提案される方も客観的な意見が聞きたいですし、どうせなら自信を持って勧めてほしいですよね。やはり当事者は不安なので、自信満々に断言されるとホッとして安心感をおぼえます。

ということで、当事者である以上、常に不安と向き合いながら意思決定をしていかないといけないものなんですね。少しでも自信を持って判断するには、考え抜くしかないです。考えた量が自信になり、背中を押してくれるものだと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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