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東京だけが凄い都市ですか?

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都市計画・都市開発・地方活性化・地域振興・地方自治・地方分権の話
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記事一覧

揺れる池袋、震える豊島区

西武百貨店池袋本店のヨドバシ出店問題  12月16日に「Merkmal(メルクマール)」(メデ…

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小川裕夫
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埋立地の防人

高度経済成長期の千葉  1月14日に配信された東洋経済オンライン“街の顔が大移転、千葉「超…

小川裕夫
2年前
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小林一三の東京

 東洋経済オンラインに寄稿した“日本の近代化を牽引した「有楽町」と駅の存在感”では、銀座煉…

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小川裕夫
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実業家と事業家の間 渋沢栄一ふたつの顔

 2021年のNHK大河ドラマ「青天を衝け」は、明治から昭和初期にかけて活躍した実業家・…

小川裕夫
3年前
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電気界の巨人 もうひとりの渋沢

 2021年の1年間に放送されるNHK大河ドラマ「青天を衝け」の主人公は、日本資本主義の父…

小川裕夫
3年前
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溶ける生活インフラ

 9月21日にアーバンライフメトロで配信された“首都・東京も例外ではない……コロナ禍で深…

小川裕夫
4年前
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未完の都市計画 失敗を繰り返す宿命

日暮里・舎人ライナーの悲哀 8月23日に配信された「NEWSポストセブン」の“朝の足立区だけ激混みの日暮里・舎人ライナー 解決策は?”では、朝の通勤時間帯だけ混雑が激しい様子を取り上げた。  日暮里・舎人ライナーは足立区・荒川区を走っているが、そのうち朝のラッシュ時間帯は190パーセント近い乗車率に達する。北端の見沼代親水公園駅でほぼ座席は埋まり、都心部に近い日暮里駅に近づくに連れて混雑は増していく。千代田線や山手線と乗り換えになる西日暮里駅まで混雑は続く。  日暮里・舎

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もうひとつの被災地 茨城から響く槌音

東京・銀座の茨城県アンテナショップのレストランで供される 「ごちそう御膳」は茨城県産食…

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小川裕夫
4年前
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茶が紡ぐ静岡 ニッポン・チャ・チャ・チャ

新型コロナウイルスが変えた働き方と茶の距離 新型コロナウイルスの蔓延で、通勤・通学は控え…

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小川裕夫
4年前
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憲法を生んだ島の静かな夜に

独立を目指した東京の島 5月3日は、憲法記念日。  昨今、というか自民党の安倍晋三総裁が…

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小川裕夫
4年前

国家を超えたトヨタ

 このほど、トヨタの豊田章男社長が静岡県裾野市に自動運転や人工知能技術を実証する都市「コ…

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小川裕夫
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渋沢栄一の大阪

西の○○、東の渋沢 新しく改刷される1万円札の顔は、渋沢栄一に決まった。日本における資本…

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小川裕夫
5年前
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新幹線がほしい!

 先週末から今週にかけて、NEWSポストセブンに新幹線の関連記事を3本書いた。 6月16…

小川裕夫
5年前
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トレンドは川崎なのか?

派遣法が一変させた都市・川崎  マイナビニュースに寄稿した”連載 あの駅には何がある?登戸駅後編”では、登戸駅周辺に存在する多摩川や生田緑地などを紹介した。前編では、日本を震撼させたカリタス小学校の事件に触れながら登戸駅界隈を解説した。今回は、多摩区がピクニックタウンを称する部分にスポットライトを当てている。  川崎市といえば、一昔前に日本の工業を担う京浜工業地帯があるために工場街というイメージが強くあった。高度経済成長期は、地方から金の卵が大挙して東京へとやって来たが、そ