忙しいパパ・ママ必見!プロ直伝のお肉冷凍・解凍術で時短&美味しさUP
こんにちは!
OGAWAグループ広報担当です。
家事や仕事で毎日忙しい中、食材を無駄なく使い切るのは大変ですよね。特に肉類は傷みやすいので、保存方法に悩む方も多いのではないでしょうか。
でも、ちょっとしたコツで、冷凍保存&解凍してもお肉の美味しさをキープできるんです!
今回は、プロも自宅で実践しているお肉を冷凍保存&解凍する際の簡単なコツを、小川畜産総本店の店長・直井がご紹介します。
①買ったらすぐ、使いやすいサイズに小分けしてラップで包む
冷凍保存で大切なのは「スピード」です。
買ってきたお肉は、今日明日すぐに使う分を除き、使いやすいようにラップで小分けにして冷凍しましょう。(消費期限内であっても、今日明日使う分以外は冷凍してしまった方が、お肉の美味しさをキープできます)
また、鶏もも肉やむね肉などの大きいお肉は、この段階で料理しやすい大きさにカットしておくと、調理時の手間が省け時短につながります。
ラップする際は、肉表面の余分な水分をキッチンペーパーでしっかり拭き取ることもお忘れなく。
部位別、小分けしてラップする際のポイント:
牛切り落とし:平らに広げ、肉同士があまり重ならないようにラップで包むと解凍しやすくなります
牛焼肉用:肉同士が重ならないよう、小分けしてラップで包みましょう
豚バラ:こちらも肉同士が重ならないように薄切りのままラップで小分けしましょう
豚コマ:1回分の調理量を目安に小分けし、肉同士があまり重ならないようにしてラップで包みましょう
鶏もも肉:筋を取り除き、一口大にカットします。唐揚げや煮物に使いやすい形にするのがおすすめ
鶏ムネ肉:繊維に沿って薄切りまたはそぎ切りにします。サラダチキン用なら塩水(ブライン液)に浸してから冷凍するとジューシーに仕上がります
鶏ササミ肉:筋を取り、解凍後簡単に調理できるよう、1本ずつラップで包んで冷凍しましょう
ひき肉:冷凍後も使いやすいよう、薄く平らに広げてから小分けにしてラップで包みます。必要な分だけ折って使えます
なお、煮込み料理などに使うかたまり肉は冷凍には不向きです(解凍の際、中心部分が解凍される頃には肉の外側が鮮度が落ちてしまうため)。こういった料理に使うお肉は、すぐ使う分だけを購入するようにしましょう。
②ラップ+フリーザーバッグの二重包装で乾燥を防ぐ
お肉の乾燥を防ぐには、ラップでしっかり密封した後、フリーザーバッグに入れるのがポイントです。
ラップは空気を抜きながら包む
フリーザーバッグはできるだけ薄く広げて密封
これで冷凍焼けを防ぎ、美味しさを保てますよ。
③調理を時短するなら、調味料で味付けして冷凍する下味冷凍もおすすめ
冷凍する前にお肉を調味料で味付けする下味冷凍をしておくと、解凍後はすぐに調理できます。
味付けをすることでお肉の乾燥を防ぐことができるので、ラップで包む手間も省けますね。
おすすめの味付け例:
醤油+みりん+生姜で簡単照り焼き風
塩+ガーリックパウダーで焼くだけのスパイシーお肉
④金属トレーを活用して急速冷凍
冷凍のコツは「急速冷凍」です。
冷凍庫に金属製トレーを置き、その上にお肉を並べると冷却が早くなり、美味しさをキープできます。
⑤冷凍したお肉を時短で解凍するプロのコツ
時間をかけて冷蔵庫で解凍するのがベストですが、流水解凍以外に肉のプロが自宅で実践している解凍法をご紹介します:
氷水解凍:冷たい水に氷を加え、その中でお肉を解凍します。氷水を使うことで細胞が壊れにくく、解凍後の食感が損なわれません
フライパンを使った解凍:2つのフライパンの背で冷凍肉を挟み込みます。フライパンの熱伝導率の高さを利用して短時間で解凍できます
解凍した後は、加熱する前にお肉から出た水分をふきとってくださいね。
⑥保存期間の目安を知って賢く管理
冷凍保存にも期限があります!
牛肉・豚肉・鶏肉:いずれも1か月程度
保存袋に日付を記入しておくと管理が楽になります。
⑦冷凍保存の科学的なメリット
冷凍保存は、お肉の細胞内の水分が凍結することで酵素の働きを抑え、栄養素の分解を防ぎます。
特に-18℃以下での保存は、タンパク質やビタミン、ミネラルの損失を最小限に抑えることができます。
⑧冷凍保存の失敗例とその対策
冷凍保存でよくある失敗例と対策:
冷凍焼け:空気に触れることで起こる現象です。ラップとフリーザーバッグの二重包装で防ぎましょう
解凍時のドリップ:急速冷凍を心がけ、解凍時は冷蔵庫でゆっくり行うことで肉汁の流出を防ぎましょう
味の劣化:下味冷凍を活用することで、味の劣化を防ぐこともできます
⑨冷凍庫の環境設定
温度管理:-18℃以下を保つことで、お肉の品質を長期間維持できます
整理方法:お肉を種類別や使用予定日別に分けて保存し、一目で分かるようにラベルを貼ると便利です
スペース確保:お肉同士が重ならないように配置し、冷気が均等に当たるようにしましょう
⑩よくいただくご質問
Q: 冷凍したお肉を解凍後、再冷凍しても大丈夫ですか?
A: 再冷凍はお肉の品質が大幅に低下するため、おすすめしません。解凍後はすぐに調理しましょう。
Q: 冷凍保存したお肉の色が変わったのですが、食べても大丈夫ですか?
A: 色の変化は冷凍焼けや酸化によるものです。味や食感が落ちている可能性があるので、注意して調理してください。
まとめ
お肉を美味しく冷凍保存&解凍するためのコツをご紹介しましたが、いかがでしたか?
冷凍保存は、ちょっとした工夫でお肉の美味しさをキープし、忙しい毎日でも時短調理を実現できる便利な方法です。
小分けしてラップ&フリーザーバッグで密封:乾燥や冷凍焼けを防ぎ、鮮度を保ちます
下味冷凍で時短調理:味付けをしながら保存することで、調理の手間を省けます
急速冷凍で品質キープ:金属トレーを使うことで、お肉の細胞を壊さずに美味しさを保ちます
解凍は塩水や氷水で時短:均一に解凍し、肉汁を逃がしません
これらのコツを実践すれば、冷凍保存したお肉でもまるで新鮮なままの美味しさを楽しめます。
さらに、冷凍保存は食材の無駄を減らし、環境にも優しい方法です。ぜひ、今日から試してみてください!
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