【目印を見つけるノート】1232. どこでも疑問をお持ち帰りします
今日も引き続きお出かけです。
えーと、きのうのようにいえば、
123マイルほど離れているのでしょうか。いや、234マイルかな🤔
きのうから今日にかけて、武蔵国の外にいました。
暑かったので基本のんびり動いていたのですが、帰ってきて写真を見ると見事に空、山とか川とか草原ばかり。
私は、いわゆる占いでは火の要素が占めていると書かれていることが多く、「ああそうなんだ」と思ってきたのですが、実際に好むのは「水」のようです。今は単に暑くて涼を求めているような気もしますが😅
今日は那須与一ゆかりのお社に行きました。那須温泉神社です。えーと、屋島の合戦で扇を射抜いた方ですね。『平家物語』の記載があまりに有名ですが、その後の史料にはあまり出てこないようです。宇都宮氏の血筋が跡を継いでいるのかな。
いずれにしても下野(しもつけ)の英雄です。
この神社の下には『殺生石』があります。九尾の狐の伝承で有名な場所です。
『九尾の狐』といって私が思い出すのは伝承の『玉藻の前』、そして『南総里見八犬伝』の『玉梓』です。このふたつのお話に直接の関係はないですが、つい連想してしまうのですね。
『殺生石』は火山性ガスが噴出していて、硫黄の匂いが立ち上る岩場(溶岩)です。
草木はほとんどないものの、生き物は「いないわけでもないのかな」という印象です。実際に一歩足を踏み入れたら、きれいな虹色のトカゲに出くわしました。尻尾が見事に青くて。ニホントカゲの子どもらしいです。撮ろうとしたら逃げちゃった🙍
この地のランドマークである茶臼岳(標高1,915m)が仰げる中腹(標高1,200mぐらい)に行きました。雨が降ったり止んだりでしたので、上の方はガスで霞んでいます。奥には朝日岳(標高1,896m)も。ここまでバスが走っていてすごいと思いました。
西那須野は源頼朝と御家人の総勢で「巻狩(まきがり)」、今でいう総合軍事演習のようなものが行われた地でもあります。
富士の巻狩が有名ですね。ここで曽我兄弟が工藤祐経を仇討ちした話は能や歌舞伎などの題材にもなって『曽我物』と呼ばれています。
「なぜ巻狩って富士や那須だったのかな」とふっと私は思いました。それはなかなかの難問です。二ヶ所の共通点といえば、土地がなだらかで武蔵国の外だというぐらいしか思い浮かびません。下野と駿河ですね。他にも理由がありそうです。まあ、すぐに答えが出るとはまだ思っていませんが、なかなか興味深いお題です。
とまあ、どこでも謎を拾ってきてしまいますが、どこへ行ってもこんな調子です。
あ、川ばかり並べておきますね。
那珂川。
渡良瀬川。
利根川。
荒川。
隅田川。
とんぼ。
それでは、今日の曲です。
BORO『ネグレスコ・ホテル』
距離のマイル表記をしていたら、思い出した曲です。日本の曲でマイルを使っているのは他にもあるかもしれませんが、私の頭にまっさきに浮かぶ日本の曲はこちらです。
移動している感じを出すのにマイルを使っているのだなと思います。実際がリューでもレグアでも里でも。
それでは、お読み下さってありがとうございます。
尾方佐羽
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