【目印を見つけるノート】987. スカートはポリエステル
ちょっと不思議なご褒美がありました。ありがとうございます😊
とても嬉しいです。
さて、話は変わって先日のしくじり体験です。
「これは綿混だろう」と中温でアイロンをかけていたスカートが、実はポリエステル100%でテカってしまいました。あるあるな失敗です。最近のスカートはアイロンなしでもいける場合がほとんどなので、久々で洗濯表示を見ていなかったのです(言い訳)。
そういえば、中学高校の制服もアイロンかけてテカテカになっていたけれど、それかあ👀‼️
いまさらです。
そこでふと、自分のスカートの「ポリエステル率」を確認してみたのでした。
〈母数〉20(うちNA2……洗濯表示が見えない)
・表地材質
ポリエステル100% 14(70%)
ポリエステルが含まれる 5(25%)
ポリエステルのないもの(ナイロンと綿)
1( 5%)
※NAの2は手触りでポリエステル100に加算
※ポリエステルの含まれているものトータル95%
※ポリエステル混の場合、他は綿、ポリウレタン、ナイロンの順
・製造国
中国 15(75%)
インドネシア 1( 5%)
ミャンマー 1( 5%)
トルコ 1( 5%)
NA 2(10%)
製造国の方から。
中国が多いのは想像できましたが、ミャンマーとトルコは意外でした。ベトナム製があるかなと思ってもいましたがなかった。いずれにせよ、見事に日本製がないですね。
ミャンマー製の衣料は今はどうなのでしょう。輸出されているのでしょうか。
トップスならばもう少し材質のバリエーションがあるのかもしれませんが、スカートは圧倒的にポリエステルが多いということが分かりました。アイロンは低温マストですね😅
普段手芸屋さんで綿生地を見慣れていますのでもっと綿の比率が多いのかとも思っていました。
上記は綿以外、化学繊維です。石油から作られるもの。また、ポリエステルはペットボトルにも使われていますので世の中いかにポリエステルで溢れているのかということも分かります。
あと、レーヨンが入っていないのは意外でした。てれてれな触感のものはレーヨンだと思い込んでいました。レーヨンは石油由来ではなく、パルプなどを加工した「再生繊維」です。スカートの表地だけでいえば、レーヨン使用率は少ないのかなとも思いました。
あくまでも手持ちのものを見た結果ですので、全般にいえることではないと思います。ご了承ください。
結論、
私って意外にスカートを持っていたのですね。他に5~6枚ポンポン見つかりました。願わくは、これらが一生きつくならずに😱、似合うようにいられますように。
衣類の洗濯表示だけで、いろいろ考えることができます。
ペットボトルを破砕してリサイクルでフリースになるように、スカートの表地が石油にできる……あ、ペットボトルは油にできないのか。スカートはどうだろう。糸やホック、ファスナーを取り外さないとだめか……などと無限ループで考えられます。
「ポリエステルとポリウレタンは何が違うのだろう」とか、
「日本製の服はどこに売っているのだろう」とか、
「こんなに縫製がきれいなら、工場の名前まで書いたらいいのに」とか、
「高分子化合物って何だっけ」とか、
「アイロンに強い化学繊維も開発されるのだろうか」とか、
「化石燃料は使わないようにするから、二酸化炭素で服を作れないかな」というようなやや突拍子もない発想もできます。
自分の身の回りにいつもあって見過ごしているものも、ひょんなことで大きな探検のきっかけになったりするのです。
楽しいですね✨
今日の曲です。
Lead Belly『Cotton Fields』
BLUESにはCotton=綿花の出てくる曲が結構多いように思います。それは、アフリカからアメリカに連れてこられた方々が綿花畑などで働かされたからでしょう。プランテーションと呼ばれる広大な農園で是非もなく。
子どもの頃『アンクル・トムの小屋』(ハリエット・ビーチャー・ストウ)を読みましたが、その絵本の挿絵が大人向けのイラストで印象的でした。いろいろな評価があるようですが、「こういうことが日常的にあった」という象徴的なお話として重要かと思います。
Cotton Fieldというのはつらい労働の場でしたが、それはBLUESのひとつの原風景になっているのだと思います。
ポリエステルに始まり、綿で締めくくります。お読み下さってありがとうございます。
尾方佐羽
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