【目印を見つけるノート】724. どこをどうしたらそうなるの、とニッコリ
きのうは見事にテレビでバッティングしてしまいました。
『鎌倉殿の十三人』と『日曜美術館』です。前者は「亀の前事件」で、後者は月岡芳年さんの特集でした。前者は小説で書いたことがあって、後者は展覧会に行けなかった。関心を持たずにはいられません。
「亀の前事件」はなるほどと思いました。一言でいえば、北条政子の妊娠中に頼朝が浮気して周囲を巻き込んでの大騒動になる話です。
ドラマは自分が書いたのとはかなり違うのですが(私もずいぶん別視点で書きましたが)、人のキャラクター設定でこれぐらい変わるのだと目からウロコが落ちました。特に、亀の前と北条時政は顕著でした。逆に牧の方と政子と義時のイメージはあのような感じでした。ふむふむ。
初めての経験、とても新鮮です。
大河ドラマは女性の戦いというのを前面に出していて、それはそれはたいそうスリリングでした。弥十郎さん(時政役)は本当にいい味を出しています。面白かったです。
確か、亀の前は騒ぎの後しばらく鐙摺(あぶずり)の大多和氏(三浦党)の館に預けられていたとされています。逗子葉山エリアでも素敵な景色が望めるところのひとつだと思います。隣は葉山マリーナで、その奥には森戸海岸と森戸神社(明神)があります。
森戸神社から海辺へ出ると、さりげなく源頼朝の別邸跡の碑があります。
この辺りは今でも大人気のエリアですね。
そこは、頼朝の恋の避暑地でもあったのかもしれません。たぶん。
一方の月岡芳年さんの作品群ですが、たいへん見ごたえがありました✨
大胆な構図に、ディテイルの素晴らしさ。物語をよく伝えるために考え抜かれたのではないかと思います。
私が気になったのは、恋しい人に会いたい一心で火付けをして火の見櫓に登る女性を描いた一枚です。
彼女の目。
すべて諦めたようで、悲しそうで、恋する女の最上の艶を湛えていました。
それに気づいて作品の人物の目を見ると、どれも美しく生きていました。それはそれは眼福でした。
機会を得て、ぜひ見たいと思います。
さて、
書いている連作『鎌倉もののふがたり』の新編を書く準備をしていましたが、今年は見送ることにしました。3年前に書き始めて、都合5編を置いていていますが、今年はどうにもかぶってしまうようです。
先日、2年ぶりにようやく鎌倉に行けたところで、ぼちぼち現地見聞ができるようになってきました。もう少し歩いて材料を集めようと思います。
ずっとふんぎりがつかなかったのですね。
そして、今年は『オデュッセイア』の他に2つマストの予定がありますので、そちらに本腰を入れようと思います。某中国地方のお話と某外国のお話です。今日は両方とも一筆入れて始まりの日にしようと思います。
よーい、ドン🎵
(Ready, go!の方がカッコいいかも)
それで、まず何をしたかといいますと、
宮城県庁に問い合わせをしました👀‼️
すぐに対応していただいて、恐縮です。
m(_ _)m
この、どこをどうしたらそうなるの的な、とんでもなく飛んじゃう感じがわれながら好きだなあ。
(* ´ ▽ ` *)
そのあと、いつもの神社で振るおみくじを引いたら、「甘えを捨てて全力を尽くせ」でした。
くーっ、染みます。
はい😊
⚫
アクセサリーの方はふたつほど。
「星に願いを」という感じのピアス。
「くつろぐ小鳥」のネックレスです。
このシリーズは鳩(あるいは鳥)、ハート、ばら(あるいは花)、真珠など「Peace」をイメージしたモチーフを中心にして作っています。この売上(委託販売の場所代を引いた)はすべて、UNHCR、UNICEF、WFPなど現在ウクライナ支援のため活動しているNGOに寄付します。
当面、GW明けにいったん集計して、送金する予定です(どれほど少額でも)。
今すぐの寄付も有効だと思うのですが、長い期間の支援が必要になると思いますので、3カ月スパンでもいいのではと思いました。
ミャンマーは、アフガニスタンは、エチオピアはと思われる方もいらっしゃるでしょう。UNHCRにはしばらく毎月寄付していましたが、今はお休みしています。それも可能になったら再開したいと思います。
ごくごく小さいことですけれど、
できる範囲で、できることを確かめつつするのが続けるのにはまず大切なのかなと思うのです。それは他にもいえることです。
書くこともそうですが、到達目標が厳しそうならば微調整をしたり軌道修正をします。今日はまさにそうですね。アクセサリー作りも細かいところを考えずに始めて、いくらか軌道修正をしています。
いずれにしても、その頃には戦争が終わっていますように。
車窓から新宿御苑の桜がチラチラと見えます。また、山手線の車掌さんが桜の案内アナウンスをしていました👀‼️
今度の週末は井の頭公園を覗いてみようかな。
長くなってしまいました。それでは、お読みくださってありがとうございます。
尾方佐羽
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