【目印を見つけるノート】798. お話ができたら読みたい本(18)
きのうは、晴れて本当によかったです😊
傷があって、まだ絆創膏を剥がすのが早かったらしく、傷口が開いてしまいました。いつも消毒しているからじきに治るかなと思うのですが、染みますね😭💦
そういえば、
本当に消毒ばかりしている歳月だなとふと思いました。
さて、
808ぐらいまで、「今取りかかっているお話ができたら読みたい本」というテーマでいこうと思っています。特別シフトです。
ところで、お話の方は……😅
今日はHMVやタワーレコードのオンラインサイトに出るタイプの本です。版元さんの該当部分が見当たりませんでしたので、こちらで。
『ボリス・ヴィアンのジャズ入門』(ボリス・ヴィアン著 鈴木孝弥訳 シンコーミュージック)
おっ、再びジャズか。
本とジャズというのは相性がいいように思います。ジャズ喫茶、コーヒー、本、サックスの音。
ターララ、ターララ、タラララ♪
いい感じ。
(このターララだけで何の曲か分かった方、曲名何でしたっけ😅)
ボリス・ヴィアンさんなら一発で分かるでしょう。
ヴィアンさんはフランスの、どちらかというと実験的な小説を書く作家として有名ですが、今で言えばマルチに活動する方でした。
小説で言えば、儚い恋愛小説『うたかたの日々』が有名ですが、ハードボイルドな作品の方が多いです。評論活動もしていて、特にジャズへの愛がすごかった。アメリカのジャズを精力的に紹介していました。若いマイルス・デイヴィスと肩を組んでいる写真を見たことがあります。ご自身もトランペット・プレイヤーでした。私からするとこの方は「ビ・バップ」の印象があります。
マルチというとちょっと違うかな、カルチャーな方でした。
とはいえ、モダン・ジャズのうち(1959年)に亡くなってしまったので、このジャズ入門ですべてが出てくるわけではありません。それは読まなくても分かります。
ですので、この本はジャズを愛して、フランス人に熱く解説している本だと受け止めています。
愛、それが大げさなら自分が好きでたまらないものを語ろうとするとき、人は不思議な魔法を手に入れられるように思います。好きなものが多ければ多いほど、語れることも増えていきますね。
そのような魔法があることを期待して……そういえば音楽も魔法だな🤔
ヴィアンさんといえば、小憎らしい詩があって、今なお大変強烈に残っています。
ぼくはこれまで
自分が男だということを
口惜しがらせるような
女に出会ったことがない
どうか
これを お世辞には
とらないでほしい
(『脂肪に A lard』ボリス・ヴィアン/『ぼくはくたばりたくない ボリス・ヴィアン全集9』伊東守男・村上香住子訳/早川書房)
ずっとずっと前、私はこれで化学反応を起こして、ラブコメを書いたことがあります(現在は非公開)。ラードですよ、ラード😭 誰がお世辞に取るんですか。
((ヾ(≧皿≦メ)ノ))
今はこの詩を励みにしています。ヴィアンさん。
それでは、お読みくださってありがとうございます。
尾方佐羽
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