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【目印を見つけるノート】1701. 他者のまなざしのBLUES
※途中まで書いて寝落ちしてしまいました。時制を直して投稿します。今日はもうひとつ投稿します。
12月は落ち着いて過ごそうと書いたばかりなのですが、そうはいかないのでした。
昨日は講座見学が入っていたのですが、一昨日、休講の連絡があって、すっかりのほほんと過ごしていました。すると朝また電話があって、講座があるとのこと。嬉しいのですが、バタバタにはなりますね🏃💨
その話も書きたいのですが、まず土曜日のお話の続きをしないと。
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土曜日は渋谷から下北沢に向かい、『3313アナログ天国』で開かれた『なぜ、今ブルースなのか?すべてはここから始まった「ブルース120年の歩みを知る」』というイベントに行ってきました(ブルース&ソウル・レコーズ共同企画)。
BLUESの流れを音源とともに知って楽しもうという企画だと私は受け取りました。私のようなウブな初心者(表現重ねます)にもピッタリです。
月1の連続企画でゲストを毎回呼ぶそうです。
進行は雑誌『ブルース&ソウル・レコーズ』編集長の濱田廣也氏、そしてゲストは同誌に連載を持っているライターの辻昌志氏です。
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第一回目は、BLUESの現在地、そして出発点辺りのお話とレコード(ヴァイナルって言った方がいいのでしょうか)が流されます。
ラジオの公開録音を思い出しました。
えーと、現在のBLUESは面白かった。ほぼほぼ知らないアーティストばかり。しかも、Jack Johnsonのような寛ぎアコースティック系から、スタンダードナンバーを隣の畑のようなシンガーが歌っているもの、アンチヘイトなメッセージのもの、ヒップホップっぽいBLUESーーとさまざまなテイストの曲が耳に飛び込んできました。大きな音でレコードを聴くことがありませんので、それはそれはライブ感があってよかったです。
かかっていた曲、全部はとても紹介できませんが、自分がいいなと思った曲をふたつみっつ出します。
前半では私の大好きなR.L Burnsideさんの息子さん😆Duwayne Burnside さんが紹介されました。
内心キャー( 〃▽〃)👏
『Bad Bad Pain』
おとうさん譲りというのがピッタリ。お見事です。歌声は違うのですけれど。
これは……ファンクと思いきやBLUES ですね。渋くてカッコいい。好みです♥️
Robert Finley『Livin' Out A Suitcase』
休憩をおいて後半は、BLUESの原型?となったレコードがターンテーブルに載せられます。ちょっとワープして最後の曲をお出しします。圧倒されるような曲でした。
Junior Wells『Vietcong Blues』
私の趣味偏重で選曲の選曲をしましたが、他にもたくさんの曲を飲み込んできました。
特に、トークでは登壇者のお二人の世代の違いが出てくるのがとても面白かったです。辻氏は1991年生まれと伺いました。
日本でBLUESが流行した時期(1970年代)に青春時代だった方はだいたい今70代になるぐらいかと思います。BLUESを紹介した外国のミュージシャンなら80代にかかろうかというところかな。その世代の方々には「これだ」という共通認識があります。
私はその世代のミュージシャンの方々に薫陶を受けて好きになったわけですが「これだ」はなくて、当時の世代から学ぶというスタンスで追随的なのですね。
そこにまた違う視点が入ると、ピンと来るものと来ないものがはっきり分かれて、「へえ、面白い」と思います。知識や経験ではなく、今の感覚で分類するというのがいい。それも楽しいなと。
ある文化が、ある世代で完結するのなら、あっという間に廃れるでしょう。形を変えて人も替わるから残っていくのだろうと思います。
お話の中で、
BLUESというジャンルは1950年代に『発見』されて普及したというお話がありました。1920年代の音源がYouTubeで聴いたりできるのは、その成果でしょう。
もともとは狭い地域で家の前や路上、酒場やダンスホールで演奏される音楽だったのが、国内はもとより遠く外国(ヨーロッパなど)に広がるようになった。それは『発見』以降のことで、広げていったのも発見した人たちです。
当事者ではないですね。
そのような『他者のまなざし』で考えると、「もし、レコードとかラジオやテレビ、電子楽器がなかったらどうなっていただろう」などとタラレバをとりとめなく思うのでした。
この企画イベントは今後も月1回開かれるそうです。私はBLUESにはまだまだウブですので、また行こうかなと思います。
今日はもう1投稿します(これはきのう分です)。またのちほど。
お読み下さってありがとうございます。
尾方佐羽
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