【目印を見つけるノート】195. ガリアーノとピアソラ、歩を進めること
きのう、恵比寿で友人とランチをしてきました。
そのときに恵比寿三越で素敵なお店を見つけました。トルコの雑貨を扱っているのですが、特に編み系の素敵なアクセサリーがたくさん😆
こんなにたくさん見るの初めて👀‼️
ラリエット、ネックレス、ピアス……。
ラリエットにも心が動きましたが、こちらを。ピアスからイヤリングにすぐ換えてもらいました。
もちろん、ターコイズなど天然石のアクセサリーやお馴染みのナザール・ボンジュウ(目玉のお守り)、ランプ、雑貨もあります。ナザール・ボンジュウもたくさん種類がありますよ。
🧿←これです。
アクセサリーコーナーの一部の写真を。
……………………………[お店情報]
『ReTwisstJapan』
恵比寿三越1F(恵比寿ガーデンプレイス内)
※恵比寿三越は来年2月28日に閉店します。その少し前までは営業されるとのことです。もし、興味を持たれたら、早めにどうぞ。
※写真や掲載の了承をいただきました。
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⚫人間色分解機
さて、上記のイヤリングの色は私がずっと、おそらく本能的に好きな色なのですが、何色というのか正確に分かりません。とりあえず、「青緑」とか「ピーコックブルー」と言っています。
そこで、ムキになって?調べてみました。
近いものはありましたが名前がありません。# 005D77ということでした。CMYK(4色分解)でいうと四捨五入してだいたいこれぐらいです。
C90 M60 Y45 K5
あ、中縹(なかはなだ)という色にイエローをそこそこ加えたらいい感じでしょうか。
今はRGBで色を測るようになっていますが、デジタル印刷が普及する前はCMYKが主でした。4つのインクをドット(線といいます。確か)にして混ぜ色を出すのです。他に特色という別の色のインクを使う場合もあります。
同じCMYKでも用紙によって色味が変わります。それを見越して色指定をする必要もあります。
色は可変的なもので、絶対ではないのですね。
私は「人間色分解機」と称して、印刷物のカラーページを見てCMYKを繰り返し推測していました。そのうち、レイアウト用紙に色指定を書くとイメージが大まかに湧くようになりました。
大まか、です😁
と……そこまでのめりこむ必要はないことがらです。今は必要のないスキルでしょう。まったく自慢にはならないことを申し添えます。
⚫パリコレの話の続き
アクセサリーについても、色についても、他のことでもそうですが、知れば知るほど奥があり、広がりもあり、底が知れません。
いくら登っても頂上のない山ですし、
いくら潜っても底のない深海ですし、
いくら歩いてもたどり着かない地平線です。
でも登るのも、潜るのも、歩くのも楽しいです。そのうちに、登って潜って歩いている景色がまた姿を変えながら際限なく広がっていくように思います。
すべてにおいて、完全に突き詰めることは永遠にないと思うのです。
それでも、少しずつでも歩を進めたいと思っています。
と、また話を大きくしたので戻します。
きのうは『WWD Japan』の紙の週刊紙を入手しました。今年のパリコレについてもう少しおさらいしたいと思って。
『メゾン・マルジェラ(ジョン・ガリアーノ)』がタンゴという「人と人の触れあう情熱」にスポットをあてたこと、『GCDS(ジュリアーノ・カルツァ)』がヴァーチャル・リアリティの、ゲームのような映像を出したこと、『ロエベ(ジョナサン・アンダーソン)』がポスターなどアナログな2次元媒体で芸術として服を表現していること、『ドリス・ヴァン・ノッテン』が鮮やかな色彩の服に映像を投影してプロジェクション・マッピングのような効果を入れたことーーなどなど、通常ならばおそらく見られないであろうコンセプトや表現を種々取り入れていることに、やはり感嘆しました。
『メゾン・マルジェラ』のWeb版の記事を。
https://www.wwdjapan.com/articles/1132249
御大ジョン・ガリアーノの解説も堪能できます。
前も書きましたが、商業的な価値を超えたエモーショナルなアートだと私は思います。
さて、『タンゴ』に敬意を表して、アストル・ピアソラの名曲『Libertango』をロシアフィルハーモニーの演奏でご紹介しましょう。ダンサーもいます。一緒に手を叩きたくなりますね。
⚫お籠りクラフトとばら
きょうはタンゴの踊り手さんをイメージして。もう少し濃くした方がいいのかな。
ばらの1番目の花はもう少ししたら茎から切ります。
それではまた、ごひいきに。
おがたさわ
(尾方佐羽)
追伸 今日もこれから新しい方にかかります。報告はまたのちほど。
そろそろ10月末に向けて巻いていく時期かもしれませんね😊
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