【目印を見つけるノート】1558. しあわせなギターのおはなし
昨晩、一瞬だけ見えた三日月に願いをこめて。
今日、こちらは雨です。だからというわけではありませんが、怠惰モードになっています。
ロリー・ギャラガーさんの公式のインスタアカウントで突然ライブが始まったのでちょっと見て、それからご本人ライブの動画を見返していました(1995年に他界されました)。そして「やっぱりこのギターだよね」と(率直にいうと)たいへんボロボロのストラトキャスターを見ていました。ステージの上で弾かれているものとしては、特にボディ、ベスト3に入るボロボロ加減ではないでしょうか。
ただ、そのさまは「得難い相棒」ともいえる果てしない愛情の深さを感じられて、羨ましいなと思うのでした。ギターをとっかえひっかえするのも音作りのツールとしてはいいと思うのですが、愛情はちょっと少なめに思えます。
すると、またアルゴリズムというやつが、ひとつの記事を示しました。そのストラトキャスターがオークションにかけられるということです。もう一回インスタを見返したら、その記事もありました。
こちらです。
ロリー・ギャラガーの伝説的な61年製フェンダー・ストラトキャスターがオークションへ 2億円以上か?
はなから買おうとは思わないのですが、もしよければアイルランドで誰でも見られるようにしてくれる方が落札してくれたらいいなと思います。ギャラハーさん(動画でMCはそう発音していた)のご遺族は30年大切に保管されていたということですし、なおさら。
私がお金持ちならそうします。
たらればのお話で失礼しました😅
エレクトリック・ギターという楽器もそろそろ生まれて100年になります。
チャーリー・クリスチャンのクリアな転がるような音から、ジミヘンの恐竜が襲ってくるような音、マーク・ボランの粘っこく歪んだブギー、ジェフ・ベックのトーキングマシン、ロバート・フリップの象の声のような音……だんだんエフェクターで音をどうとでも作れるようになりました。
それでも、
私はいまだに「シャリーン」というアンプを通していない音も涼しげに聴こえたりして好きです。
ということで、今日はギャラハーさんで。
Rory Gallagher『Shadow Play』
このギターですね。
彼は他にギターを持っていなかったわけではなくて(いっぱい持っています)、このギターの音も何もまるまる好きだったのでしょう。ギターもしあわせに思っていたかもしれません。そういう相棒を見つけた人はとてもしあわせだと思います。
それでは、お読み下さってありがとうございます。
尾方佐羽
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