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【目印を見つけるノート】17. カタログ・パンフレット・目録を愛でる

きのうの朝は救急車の音が何度か聞こえましたが、午後以降は止みました。区の防災放送は週末も流れていました。
きのうはいい天気でした。
けさはしとしと雨から本降り。
これを打っているときに地震がありました。
最大震度4、マグニチュード6.1だそうです。
うちでの体感はユラユラです。

きのうの夕食は久々に宅配のピザとパスタでしたが、頼みすぎました。私がカルボナーラになりそうです。あまり頼むことがないので、加減というものが分からないのですね。

⚫カタログにパンフレット、目録

私はカタログとかパンフレット、目録に目がありません。デパートのお中元カタログ、クリスマスケーキのパンフレット、靴や服やインテリアの通販雑誌、旅行会社のパンフレット……。モーターショーに行けば一通り各ブースでパンフレットをもらって、車もバイクも買わないのに家でじっくり吟味します。
その合間に子どもがビバンダム(ミシュランの雲型キャラクター)の後を追っていって、彼の脱衣場面を覗いてしまうという悲劇も起こりました……ちょっと前のことですが。

近年は『お城EXPO』というイベントに行くようになりましたが、各ブース(お城ー自治体単位)でパンフレットをこれでもかとばかり頂いています。
余談ですが、『お城EXPO』の観覧記は前に書きました。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/793313132/813316117/episode/2457066

こちらはその中でも福山城に特化して。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/793313132/121115271/episode/2521053

『お城EXPO』会場の書籍販売コーナーでは『歴史図書総目録』(歴史図書総目録刊行会)という、出版社を横断した文芸誌体裁の目録が頂けます(本当は有料なのですが)。これはイベントとは関係なく年次で出ていますが、私のように歴史書き、歴史好きには垂涎の目録です。これに出会うために横浜パシフィコまで行くというのもあります。
これは研究書や解説本、ガイドが主で、時代小説など創作は含まれていません。

去年は初めて鎌倉時代のことを書きましたが、見てみたら85ページ右段書籍群をほぼ制覇していました(2019年版)。おお、と一瞬ぬか喜びしましたが、348ページあって、その1ページの半段だけです。失望した方がいいでしょう。

鎌倉時代の話、『鎌倉もののふがたり』はこちらです。まだ3章。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/793313132/407276011

このように、本の目録は大好物です(山羊ではありません)。
書店に行くと、どちらかの出版目録がないか常にチェックしています。文庫本のものはよくありますね。たいていは無料ですが、有料の場合もあります。有料でもその値段に見合った、あるいはそれ以上の価値がある。

東洋文庫(平凡社)さんの目録はその一例でしょう。その名に違わず、古今東洋の名著がずらりと揃っています。素晴らしい。私の手持ちのそれは、付箋がモップのようにファサファサと付いています。

無料の目録で使い倒したのは講談社さんの2016年の文庫目録でしょう。森博嗣さんの本を読むと蛍光ペンで塗り潰してコンプリートしました(講談社文庫さんのものは、ということです)。

今狙っているのは文庫クセジュ(白水社)さんんの目録と、法政大学出版局さんの叢書ウニベルシタスの目録です。岩波文庫さんの全刊行目録、晶文社さんの目録も見たいなと思います。

どれも、制覇するには高い山です。

⚫効用について

さて、なぜこんなにカタログにパンフレット、目録が好きなのか、昔からですのであまり深く考えたことがないのです。ただ、その効用は自分にとって大きいと考えています。

このようなものがないと、自分の好むものにしか目がいかなくなる。カタログやパンフレット、目録を見ることで自分の偏りを見直すことができます。売れ筋も把握でき、背景にあるマーケティング手法もわかったりします。

あ、ライブハウスのフライヤー(チラシ)もそうです。行くといろいろなバンドのライブのフライヤーをもらいます。見ていると勉強になります。今は複数のユニットやバンドで活動されている方も多いですので、その関係が分かります。あと、ホームグラウンドがどちらか推察できたり、新譜の発売時期などを知ったり、デザインで個性を感じたりと、無駄になることはまずありません。

そして目録についてになりますが、これらは今自分が持っているものを一段先に、もう少し専門的な方に進めるガイド役もしてくれているように思います。何かのテーマを徹底的に学ぼうと思ったとき、何にあたるのが正解か迷うことがしばしばあります。手当たり次第にあたっている時間はありません。
これらのものがそれを、少なくともそのとっかかりになるものを教えてくれることが多々あります。

⚫お籠りクラフトとばら

きのうは、白い天然石のネックレスを作りました。この石の名前がずっと分からないのです。ハウライトではない、メノウやヒスイではない。かなり脆いのです。9ピンが触っただけで欠けそうな趣です。それをなぜか、ムーンストーンと合わせました。手持ちのムーンストーンはあまり輝きの出ないもの(格落ちというか)ですが、グレー味のある白として使えます。名無しの白い石はずっとビーズ箱の主のようでしたので、よかったです。

ばらもきのうは日光浴しました。

それではまた、ごひいきに。

おがたさわ
(尾方佐羽)

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